歴史探訪:大久保利通哀悼碑

ちょっと最近歴男になってまして(滝汗)


こちらの史跡は旧赤坂プリンスの北側に立つ

『大久保利通哀悼碑』

1878年に47歳の若さで奇しくも石川県士族6人によって、暗殺された(紀尾井坂の変)大久保利通公を哀悼して事件現場横の清水谷公園に立てられた石碑でございます。

大久保利通公と言えば西郷隆盛、木戸孝允と並び、維新三傑のひとりとして明治維新に最も貢献度が高かったと評される人物ですよね。

暗殺当時は内務卿(今の総理大臣相当)の職に就いて、日本をぐいぐい引っ張っておられたわけですが、フランス革命を指導したロベスピエール同様に、人民の血を流して架け替えられた権力は自らの流血をもって終焉するという歴史の法則通りに、天寿を全う出来なかった痛ましい事件でございました。

がしかし、やはり彼らがいなければ日本の中央集権国家体制も今の民主国家もなかったかもしれないわけでして、50にも満たない年齢だったにも関わらず、とてつもないことをやり遂げた人物として未来永劫語られるべきであると思っております。

予算がつかなかった公共事業に自ら借金をしてまで資金を投入するなど正義感の強い性格であったり、誰も意見できなくなるほど冷徹な理論家であったりと実に興味深い人物だったようです。

紀尾井町ビルやホテルニューオオタニからも近い場所にあります。

赤坂駅からもとても近いので、ぜひ近くにお寄りの際は訪問されては如何でしょうか?