そこは憩いの場所でした。
さて、本日ご紹介するのは
六本木ヒルズのすぐ傍にありながら、
当ブログ初登場となる
THE NATIONAL ART CENTER-TOKYOこと
国立新美術館デス。
今は亡き黒川紀章氏設計の
日本最大と言われる美術館でして、
2007年1月に開館しました。
入館するだけなら無料なので、
お気軽に行けるデスよ。
サファードがガラス張りでして、
相当バブリーな匂いをぷんぷん
醸し出してるんですが、
建設費(総工費)は意外と安い?
380億円デス。
江東区にある東京現代美術館の
建設費が約415億円でしたので、
それより安いんですよね。
ま、そう考えると
東京国際フォーラムの総工費
1,647億円はケタ違いなんですが、
東京国際フォーラムの利用者は
コチラより圧倒的に多いので、
それはそれでヨシとするデス。
で、国立新美術館の特徴は
国立の巨大な美術館にも関わらず
常設展、つまりコレクションを
一切持たない美術館なんです。
なのでかどうかはわかりませんが、
ご覧の通り小規模な美術展が
数多く開催されてまして、
そのほとんどが無料なんデス。
なので、ちょっと涼みがてら
お茶しにいくのもいいかもデス。
特に2階にはお洒落なカフェ
サロン・ド・テ ロンドがあったり、
3階にはポール・ボキューズ氏が
監修するブラッスリー
ポール・ボキューズ ミュゼなんかも。
但し、ポール・ボキューズとしては
格安の2,000円のランチが
用意されてたりするんですが、
ちとボリュームには難ありデス。
でもでも、
このゆったりとしたスペースは
他の美術館にはない魅力。
大規模な美術展が少ないせいか、
ゆったりとした時が流れてます。
地下にはデザイナーズチェアが
置かれた素敵な寛ぎスペースや
アートな雑貨が販売されている
お洒落ショップなんかもありますよ。
明治神宮や江戸城跡地にも
負けないほどの都内最強の
癒し空間と言えるかもデス。
次回は曇りではなく晴れた日に
撮影にお邪魔したいと思います。
因みにシンボルマークは、
人気アートディレクターの
佐藤可士和氏によるものですが、
ちゃんとコンペで選ばれた
デザインだそうですよ。
国立新美術館
THE NATIONAL ART CENTER-TOKYO
東京都港区六本木七丁目22番2号設計― 日本設計・黒川紀章
敷地面積― 30,000m²
延床面積― 47,960m²
最高所― 32.5m
Canon EOS6D +
TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD