2024 大阪・京都の旅 vol.19 嵯峨嵐山文華館 x 松尾芭蕉。

嵯峨嵐山文華館

2024.11.25 mon 16:00


栂尾山 高山寺のバス停より
バスの一番後ろの席に腰を落とし
なんとか市内中心部に戻ってきたものの
今度は満員過ぎて降りることができない(苦笑)

で、結局なんとか下車できたのは二条駅前。

ってことで、二条駅からJRに乗って
嵯峨嵐山駅を経由して嵐山に向かうことに。

ホントは金閣寺に行きたかったけどネ。

嵐山・桂川

とはいえ、嵐山に着いたものの
帰りの飛行機の時間のこともあり
観光できる場所はたった一カ所だけ。

で、悩んだ末に選んだ場所が
百人一首に因んだ展示が多いと聞く・・・

嵯 峨 嵐 山 文 華 館

この日の企画展は・・・

HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

メインに展示されていたのは・・・

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

松尾芭蕉 直筆《野ざらし紀行図巻》

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

松尾芭蕉が41歳の頃に江戸を出発し
生まれ故郷の伊賀をはじめ
近畿圏を巡って自書したという紀行図鑑だ。

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

ご覧の通り芭蕉の筆だけではなく
芭蕉直筆の挿絵まで楽しめる貴重な作品。

コレすべて内容を把握するだけで
30分、否、1時間以上掛かるかもしれない。

ボクは途中で挫折した(汗)

さらに芭蕉塗れの展示が続く。。。

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

「三日月や」ほか四句色紙

三日月や 朝顔の夕 つぼむらむ
朝顔に 我は食くふ 男哉
月しらで 影は入日の 跡の富士
枯枝に からすとまりけり 秋の暮

松尾芭蕉30代後半の句

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

朝顔に われはめし喰う おとこかな

弟子の其角が詠んだ以下の歌への対句だそうで
夜更かしは良くないよと戒めているそうな。

草の戸に 我は蓼食 ほたる哉

※ほたるが夜更かしを表している

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

きりさめの 空をふようの 天気かな

意訳:
細かい雨が音もなく降る中
芙蓉の花が一段と美しさを増している様子を表した句

画は芭蕉の絵の師匠・森川許六

嵯峨嵐山文華館・HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―

ふる池や かはづ飛びこむ 水の音

沢露川 極書

芭蕉の弟子であった沢露川が
間違いなく芭蕉の筆と鑑定した書。

嵯峨嵐山文華館2階

続いて嵯峨嵐山文華館の2階へ

嵐山の紅葉と緑の眺め良し。

嵯峨嵐山文華館2階

嵯峨嵐山文華館2階

嵯峨嵐山文華館2階

2階には与謝蕪村の絵が多数。

ええ目の保養になりましたぞな。

そして、百人一首の常設展示室につづく。

PS.

天下一品

JR二条駅近くの天下一品にて食した「こってり天津飯」。

あんかけ代わりにこってりラーメンのタレがかけられてるのだが、、、

ぶっちゃけ不味いぞ(苦笑)

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

『まどか26歳、研修医やってます!』

第 3 話 泣 け た 。

患者・中山勇人役の小久保寿人さん
あまりにリアルな死に顔に😢