2025.02.04 9:10
御影堂門を潜り
目隠塀を右手に過ぎ
先に紹介した大銀杏の左に
超巨大な木造建築物が現れる。
国宝・西本願寺御影堂
寛永13年(1636)再建
平成21年(2009)大修復
東西42.1m、南北45.2m、高さ29m
入母屋造の本瓦葺様式
屋根の面積は約4,900平方メートル
11万5,000枚もの瓦が使用されている。
大きさでは明治28年に再建された
東本願寺の御影堂に譲るものの
江戸時代に建造された建築物としては
現存する最大級の規模を誇っている。
堂内も圧巻である。
外陣部分は462畳もの広さがあり
1200人以上が一度に参拝できるという。
出仏檀形式の須弥壇
中央に親鸞聖人の木像
両脇に本願寺歴代宗主の影像を安置し
両余間には十字名号(帰命尽十方無碍光如来)と
九字名号(南無不可思議光如来)が安置されている。
因みに額にある「見真」とは
親鸞聖人に明治天皇から贈られた
大師号「見真大師」に由来してるそうな。
そして、さらに圧巻だったのは・・・
御影堂南三の間《雪梅竹図》
作者:円山派・吉村孝敬(1769-1836)
なんとレプリカではなく本物だそうな。
御影堂北三の間《雪松図》
作者:円山派・吉村孝敬(1769-1836)
こんな素晴らしい障壁画が
お賽銭だけで拝観できるという。。。
御影堂内陣余間《蓮池図》
作者:徳力善宗(1549-1637)・善雪(1599-1680)父子
寛永13年(1636)再建当初に描かれた貴重な障壁画だ。
あぁ、京都に住んで毎日参拝したい。。。
PS.
御影堂の外にこんなカワイイ奴を見つけた。
天の邪鬼
4匹の天の邪鬼が
巨大な天水受けを
支えてくれてるのだ。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
102歳のスプリンター!?