数寄屋橋阪急跡地の銀座5丁目プロジェクトも凄いデス。

銀座5丁目プロジェクト - 東急不動産 Ginza 5-Chome Project

これまた銀座に凄いビル出現予定デス。


COREDOを中心とした日本橋エリアの再開発に負けるなという意気込みが聞こえそうな大型再開発目白押しの銀座・有楽町エリアですが、本日はあの古き良き有楽町の時代の佇まいを残していた数寄屋橋阪急の跡地こと、銀座5丁目プロジェクトのレポートです。

数寄屋橋阪急モザイク hankyu mosaic

コチラが昔の旧数寄屋橋阪急こと、銀座阪急モザイクモールでございます。このビルにも何度か営業でお邪魔したことあったなあと今となっては遠い目デス。

何しろ戦前の1934年(昭和9年)に竣工された物件を1956年(昭和31m年)から56年間も阪急グループ系モールとして営業を続けてきたわけですからさすがに立替えは必至のところでした。太平洋戦争末期の東京大空襲では相当なダメージを受け、その後増改築はされたもののよくぞ2012年まで残った建築物ではなかったでしょうか。

で、今回は阪急グループでも元々の地主であった東芝不動産の主導ではなく、2007年に同土地を取得した東急不動産主導にて、総敷地面積3,700㎡の新しい都市型商業施設の再開発事業「銀座5丁目プロジェクト」として2013年9月20日(金)着工がスタートしたわけであります。因みに銀座松坂屋跡地開発の総敷地面積が約9077.49㎡ですから約半分の敷地となりますが、それでも都内としては屈指の大規模再開発かと。

物件の特徴としては冒頭画像をご覧頂ければお分かりのように東京国際フォーラム並の全面ガラスウォールでして、ファサードはガラス工芸の江戸切子を模したデザインになってるんのだとか。

銀座5丁目プロジェクト - 東急不動産 Ginza 5-Chome Project (2)

またひとつ銀座の街並を大きく変える建築物が2015年秋オープン予定、とっても楽しみですね。因みに現在放送中の木曜ドラマ劇場『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』の第一話で爆弾の爆発が発生した後のロケ地現場として映っていたことを確認しております。

『銀座5丁目プロジェクト』

所在地:東京都中央区銀座5-2-1
交通:
東京メトロ 銀座線・丸の内線・日比谷線 銀座駅C2出口 徒歩1分
東京メトロ 日比谷線・千代田線 日比谷駅A1出口 徒歩2分
東京メトロ 有楽町線 有楽町駅A0出口 徒歩2分
JR山手線・京浜東北線 有楽町駅銀座口 徒歩4分
階数:地下5階~地上11階
面積:敷地面積 3,776.73㎡、延床面積 約49,700㎡
構造:鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
用途:店舗(地下2階~地上11階)・駐車場
設計・監理:株式会社日建設計
施工:清水建設株式会社
商環境デザイン:株式会社インフィクス
開業:2015年秋予定

PS.

なにやら開業予定が
2016年春に延期された模様デス。

詳しくはコチラ

PS2.

2015.10.09
銀座5丁目プロジェクト進行状況を
コチラで報告しました。

PS3.

正式名称は「東急プラザ銀座」に
決定した模様デス。