俺のフレンチも顔負け!?世田谷のウルトラマン商店街に中学の同級生が『 酒料理 菰野 』OPEN。

酒料理 菰野 松坂牛のサガリ (4)

コレ松坂牛のイチボでござる!

先日、コチラの記事にてご紹介した通り、中学時代の同級生(あだ名:マントン)が、三重県菰野町の田んぼの真ん中で親父さんと一緒に経営していた居酒屋を先冬突然店仕舞いし、この4月より何を勘違いしたか世田谷区の祖師谷大蔵駅すぐ近くのウルトラマン商店街に美人な妹さんと一緒になんと小料理屋『酒料理 菰野』をオープンさせちゃったんデス。

で、同じ中学の野球部で同じ釜の飯を食った仲間として、さすがにこの歳であの三重の片田舎から東京への進出はちょっと無理があるんとちゃう?と心配になりまして、早速4月24日(木)『酒料理 菰野』に駆け付けた次第デス。とは言いましても中学卒業以来33年振りの再会なので、顔も名前も忘れてる可能性大でございましたが(滝汗)

祖師谷大蔵駅 ウルトラマン商店街  (2)

で、まずは『酒料理 菰野』のある小田急線祖師谷大蔵駅到着からレポートです。お隣は高級住宅街の広がる成城駅なんですが、祖師谷大蔵と砧の魅力はなんと言っても2005年4月に誕生したウルトラマン商店街。もちろんご存じだとは思いますが、ウルトラマンを生んだ円谷プロダクションがこの地にあったことが名前の由来デス。

祖師谷大蔵駅 ウルトラマン商店街  (3)

ご覧の通り駅の中までウルトラマン満載!

ボクのような50歳前後のウルトラマンで育った世代には嬉しくてたまらん雰囲気でございます。

祖師谷大蔵商店街 ウルトラマン商店街  (1)

更に駅前に広がるウルトラマン商店街は当然ながらウルトラマン色いっぱい!笑 近くに日本大学商学部がありまして、若い学生さんもいっぱい!

因みに『酒料理 菰野』は祖師谷大蔵駅からこのウルトラサウスストリートを南にまっすぐ歩いて5分ほどの右側にあるんですが、この通りを歩いて驚いたのは・・・

祖師谷大蔵商店街 ウルトラマン商店街 urtraman street (3)

ウルトラマンの街灯!!!!!

因みにウルトラマンの年齢は2万歳だそうデスね。恐れ入りました(滝汗)

祖師谷大蔵商店街 ウルトラマン商店街  (2)

ウルトラマンタロウの街灯!!!

祖師谷大蔵商店街 ウルトラマン商店街  (1)

バルタン星人の街灯!!!!!

この他にも沢山のウルトラマン出演者の街路灯があるそうです。次回は早い時間に行って探索せねばデス。

で、そんなウルトラサウスストリートを南方角にぽつぽつ歩いてましたら、5分ほどでお店を発見!なんかめちゃくちゃいい場所にお店があるじゃないですか!

祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (1)

コチラが『酒料理 菰野』の外観。

予想外の店のいい面構えにちょっとびっくり!マントンからこのセンスが生まれるとは思いませんでしたからね(笑)因みにカウンター9席、テーブル3席ほどのこじんまりとしたお店なので、すぐに一杯になっちゃいます。なので、席が空いてたらラッキーと思っていいかもデス。

で、早速、18時過ぎに素知らぬふりをして入店してみたところ、、、

マントンこと磯野氏 祖師谷大蔵 酒料理 菰野

いました!いました!オーナーシェフのマントンこと磯野真稔氏。中学の時とほとんど姿形変わってません(笑)

がしかし、ボクには案の定まったく気付いてない様子。それもそのはず中学生当時は男子全員丸坊主でしたからね。このまま放っとけば一生気付かれずに終了デス(涙)

よって、入店5分ほどだってから、このマントンのお店の情報を教えてくれたシアトル在住の同級生 通称 卓ちゃんの顔写真をスマホに表示させ、マントンに「この人の紹介で今日はココに来たんですが。」と自己申告、すると意外にもすぐに察知してくれまして、にやっと笑って「おぉ!○○か!久しぶりやなあ。」ということで33年振りのプチ感動な再会になったのでした。その後、同じく中学生の同級生ひとりと、高校の同級生がひとり乱入となりまして、昔話に花が咲いたとさデス。

ま、そんな話は置いといて、マントンの作る素晴らしい料理をどうぞご覧あアレ!

つきだし 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (2)

突き出し(お通し)

小料理屋っぽくていい感じの突き出しデス。

鶏とタケノコの煮物 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (3)

鶏とタケノコの煮物

うんうん、美味しい美味しい。

松坂豚のトンテキ 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (5)

松坂豚のトンテキ(900円)

トンテキと言えば三重県四日市が生んだスーパーB級グルメでして、今や全国区の勢いで、ららぽーと豊洲にもトンテキ店が入ってるほどなんですが、そのトンテキ発祥の店「まつもとの来来憲」よりも遥かに美味しかったデスよ。さすが松坂豚でございますね。でもなんでこれがたったの900円なの?

三重鶏の唐揚げ 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (8)

三重鶏の唐揚げ(580円)

劇的にうんまいデス!なのにこれもたったの580円!?

松坂牛のハンバーグ 祖師谷大蔵 酒料理 菰野(9)

松坂牛のハンバーグ(1300円)

肉汁が凄すぎてもう笑っちゃう旨さ。恐るべし松坂牛!因みにココんちの松坂牛は松坂の名店 朝日屋さんの松坂牛を使ってるので、三重県人でも納得してくれること間違いなしデス。

松坂牛のサガリ 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (6)

松坂牛のサガリ(980円)

もうこの辺でお分かりになられるかと思いますが、この『 酒料理 菰野 』のコンセプトは松坂、伊勢志摩などの三重県が誇る高級食材を使ったお料理を手軽な価格で提供することで、伊勢神宮や鈴鹿サーキットだけじゃない三重県にもっともっと親しんでもらおうということなんデス。もちろんお酒も三重県産のものを多く取り揃えてますよ。但し、ワインメニューの中にはオーパースワンってのも入ってたりしてましたが(笑)

モヘ・シャンドン 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (10)

同級生たちとわいわい昔話を咲かせてましたら、なんとシアトルに住む卓ちゃんからモヘの差し入れだとか!さすが外人さんはやることが洒落てます!笑 まさかシアトルから差し入れが飛んでくるとは思いませんでした。卓ちゃん、おおきに!

松坂牛のシチュー 祖師谷大蔵 酒料理 菰野 (12)

そして、トドメは松坂牛のシチュー!(お値段未確認)

もう止めてー!っていうくらいの旨さ。こんな美味しいシチュー生まれて初めて食べましたがな。

そう言えばこの店の名前の由来にもなっている三重県菰野町と言えば、あの王様のブランチでも紹介され、人気パティシエの辻口博啓氏のスイーツ店「コンフィチュール アッシュ」やベーカリー店「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」、庄内にある人気レストラン「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフ奥田政行氏の「奥田食堂」などが軒を連ねるリゾート温泉施設「アクアイグニス」が人気でして、ただ今知名度上昇中なのでございます。そう言えば辻口博啓氏は菰野の気候風土や土壌が自身の修業した南フランスにそっくりということで東京・世田谷にあった「コンフィチュール アッシュ」をわざわざ菰野に移転させたとか。ってことは、まさにマントンの『 酒料理 菰野 』はその辻口博啓氏の逆バージョンってわけなんですね。

ま、そんなわけで、「俺のフレンチ」にも負けず劣らずのコストパフォーマンスが発揮されている『 酒料理 菰野 』、ぜひ駅前広場のウルトラマンを拝みがてら、暖簾をくぐられては如何でしょうか?あ、でもあれ?暖簾ないやん!マントン!暖簾掛けてー!

酒料理 菰野(こもの) 

東京都世田谷区砧8-7-1
電話:03-6411-8970
営業時間:18:00~25:00 
定休日:水曜日
金・土・日はランチ営業もするとか。要確認下さい。

あ、三重県名物の伊勢芋を使ったトロロの天ぷらもメニューに追加してー!とお願いしときましたので、もしメニューにありましたら、忘れずに注文をどうぞ。絶対旨いはずデス!!!!!

PS.
酒料理 こものが
なんと銀座に移転しました。

住所:
東京都中央区銀座7-8-18
YADGINZA7 ビル地下1階

電話番号: 03-3574-1118