ニューバランスのスニーカーがヒットしたこれぞ本当の理由。

ニューバランス new balance M1400

【 source 】hi-feine online shoes shop

NBってなんでそんなに人気あるの?


さて、ユナイテッド・アローズなんかの
セレクトショップにいるお客さんの
足元をチェックしてると、

「どんだけーーーーーーーーーー!」

ってくらいニューバランスのスニーカーを
履いてるお客さんが多いんですよね。

ニューバランス new balance M1400 (3)

【 source 】hi-feine online shoes shop

でも、なんでニューバランスばっかりが
セレクトショップで人気あるんでしょ?

履き心地がいいとか、
英国製がいいとか米国製がいいとか、
昔からBeginでベタ褒めされてるとか、
ロゴがシンプルで分かり易いとか、
ソール交換できるモデルがあるとか、
いろんな理由が挙げられてますが、
どれもちょっと納得がいかない。

ってことで、
あっちこっちで語られることが多い
ニューバランスがヒットした本当の理由を
ワタクシなりに調査してみた次第デス。

で、早速参考となる記事を発見しました。
ニューバランス、ヒットの予感を
早くから察知されていたUAの上級顧問
栗野宏文さんのコメントです。

1998年頃に、ブラックでオールスウェードのM576を買ったんです。当時、黒いスーツを着たいと思っていたんですが、そこに黒の革靴を合わせると殺し屋スタイルになってしまうから(笑)と。カジュアルな感じにしたかったんです。そういうわけで、スーツに合わせるスニーカーを探していたところ、先のM576に出会って。それまでニューバランスの靴は履いたことがなかったんですけれど、履き心地が良いというのは周りから聞いていました。それで実際購入し、履いてみると、評判通り本当に履き心地が良くて、しばらくはそればっかり履いていましたね。

それからすぐ、今度はM1400のマウンテングリーンスウェードのものを買ったりしているうちに、ユナイテッドアローズでニューバランスの別注をすることになったんです。しかも、僕がディレクションしているディストリクト ユナイテッドアローズを中心に展開するということになったので、デザインや素材のアイディアを出させてもらいました。
でも、つい近年まで品番が機能や値段と連動していることとか、全然知らなかったんですね。じつは今でもそれはあまり分かっていなくて、自分がニューバランスに惹かれる部分というのは、機能性だとか歴史だとかというよりも、ズバリ履き心地と形なんですよ。

あとはカラーリング。今僕が持っているスニーカーの9割はニューバランスなんですけれど、例えば、ベージュの服の時にベージュの靴が履きたいとか、ネイビーの服にネイビーの靴が履きたいとか、ひょっとしたらピンクの服にピンクの靴が履きたい、というのもあるかもしれない、と考えたとき、ニューバランスならほぼすべて応えてくれるんですね。自分が服を着る時に最重要視しているのは色なので、そういう時にニューバランスという存在はすごく助かります。

【 source 】EYEESCREAM.JP New Balance × Cluster 7週連続特別企画:Vol.4 栗野宏文(ユナイテッド アローズ 上級顧問・クリエイティブアドバイザー)

「NBに惹かれる部分というのは、
機能性だとか歴史だとかというよりも、
ズバリ履き心地と形なんですよ。」

履き心地と形!?

果たしてそうでしょうか?
履き心地で言えば
他にも履き心地のいいスニーカーは
ごまんとあると思いますし、

また、ニューバランスのデザインは
かなりぼってりしており、
決してスマートであるとも思いません。
あくまでこの2つの要因は
栗野さんの個人的趣向かと思います。

そこで、もうひとつ栗野さんが
仰ってる気になるコメントがコレ。

「あとはカラーリング。」

これですよ。コレ!

他のブランドスニーカーになくて
ニューバランスにだけある決定的な特徴わ!

ニューバランス new balance M1400 (4)

【 画像source 】Import Select Shop NoseLow

上の画像でもお分かりの通り、
ニューバランスって大昔から
スエードとかの素材を利用して
ネイビー・グレー・茶・ベージュ系などの
非常にクラッシクなカラーリングを
頑なに守って品揃えされてますよね?

ビビットなカラーのイメージなんて
NBにこれっぽちもありません。
ほとんどくすんだ色味が使われています。

つまり、セレクトショップで人気を得た
ジャケパンスタイルをけん引した
インコテックスPT01のような
チノパンブランドに一番合わせやすい
クラシカルな色を展開してたスニーカーが
唯一ニューバランスだけだったと。

そのニューバランスが頑なに守った
地味なカラーリングが時間を掛けて認知され
定着したってことではないでしょうか?

当たり前の話ではありますが、
ブランドって高い品質だけじゃ不十分で、
そのブランドのカラーやアイコンってのを
しっかり認知させることが
とっても重要な要素になるってわけですね。

で、一度そのカラーリングやアイコンを
決定したら、それが認知・定着するまで
じっと我慢するってことが重要かと。

つまり、ブランド作りには
一にも二にも忍耐が必要ってことですね。
もちろんエルメスだってヴィトンだって
ローマは1日にしてならずだったんですから。