わしって
戦国時代の英雄、

だったはずだよね？　秀吉

さて、V6岡田准一主演の
大河ドラマ「軍師官兵衛」も
第43回放送にて黒田如水と改名し、
いよいよ終盤大詰めを
迎えようとしています。

がしかし、

ここ最近の放送で
とても目に余るのが
天下人になってからの
豊臣秀吉の傍若無人ぶり！

何しろ1965年の「太閤記」、
そして、1996年の「秀吉」で
２度も大河ドラマの
主人公に抜擢された
戦国時代の英雄中の英雄。

のはずですが、秀吉さんって
こんなにご乱心な人でしたっけ？
ってくらいサダム・フセインも
金正恩もピーター・アーツも
びっくりな暴君ハバネロ状態。

ちょっとでも反論したり、
意見でもしようもんなら、
逆鱗に触れて即御沙汰デス。

千利休は切腹を命じられ、
その弟子であった山上宗二なんて
耳と鼻を削がれ打ち首です。

戦乱で疲弊している国民をよそに
己の自己顕示欲の為？
大名たちへの恩賞の為？に
所謂 文禄・慶長の役で
明や朝鮮に２度も出兵する始末。

先週放送の回では
官兵衛だってあわや切腹寸前。

そして、溺愛する淀君に
実の子 秀頼が生まれると、
関白を譲った自分の甥、
豊臣秀次でさえも
なんだかんだと切腹命令。

さらには2011年放送の「江」でも
その残酷なシーンがありましたが、
なんの罪もないはずの
秀次一族39人を幼児や姫君問わず
容赦なく三条河原で公開処刑。

↑このシーンは今夜放送かも？

その三条河原の処刑場は
三条木屋町交差点の南側にあり、
学生時代にバイトしてたところの
目と鼻の先なんですけど（汗）

ま、所詮ドラマですし、
何しろ歴史の過程において
極悪非道な軍事政権は歴史の常。

史実と言えど、
どこまでが事実だったのか、
それも正確なところは分かりません。

もし織田信長が
本能寺の変で生き残ってたら、
もっと酷かったかもしれませんが、
とりあえず秀吉さんの英雄度は

た　だ　今　暴　落　中　。

このままでは参謀 石田三成と
共倒れになりかねません。

さあ、どうする太閤秀吉さん。
挽回の機会は果たして訪れるのか？

今夜の第44回放送 軍師官兵衛
「落ちゆく巨星」をお見逃しなく！