この無骨なイメージは誰？？？

万年筆の雄モンブランが誇る
作家シリーズと言えば、、、

先日、2014年版作家シリーズ
ダニエル・デフォーの万年筆を
ボクが購入に至った経緯と
そのペン先交換の旅立ちを
レポートしたばかりですが、

世は早くも25作目となる
2015年版の作家シリーズ発売を
今や遅しと待ちわびておりました。

で、先日漸くモンブランから
その2015年版の作家名と
デザインが発表された次第デス。

とは言っても、
作家名は今年1月に
リークされてましたけどね（汗）

因みにパトロンシリーズは
ルチアーノ・パヴァロッティ。

で、本題に戻して
作家シリーズの文豪様は
コチラの怖い顔をしたお方。

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ
（1828年 – 1910年）

1721年から200年近く続いた
帝政ロシア時代の後期に活躍。

『罪と罰』のドストエフスキー
（1997年作家シリーズで登場）、
『父と子』のツルゲーネフと
並び称されるロシア文学を
代表する小説家であることは
皆様も既にご承知の通り。

伯爵家の生まれでありながら、
20代始めの頃から戦地に赴き、
非情で厳しい環境に身を置く。

その経験から
非暴力主義の思想が芽生え、

『アンナ・カレーニナ』、
『イワン・イリッチの死』、
『戦争と平和』、
『復活』などの人間愛に満ちた
傑作を多く世に生み出しながら、

文豪として名声を得るに至り、
その莫大な財産を利用して
貧困層への援助などを行った
尊敬されるべき作家であります。

トルストイがオマージュされた
筆記具のデザインの特徴は
ハンマーで叩かれたような
粗いシルバー仕上げのボディに
目が向けられるかと。

これはトルストイが自ら
農奴解放に尽力したことから
乾燥してひびが割れた農地を
表しているんだとか。

そして、自らの手で
そんな農地を耕していたことも
表現されているんだそうデス。

またメインカラーのブルーと
ダークグレーは「戦争と平和」
や「アンナ・カレーニナ」の
初版の表紙に用いられた色であり、
トルストイが執筆に使った
机の色でもあるんデス。

さ、この際思い切ってこのモデル
皆様も清水ジャンプ如何でしょ？

発売予定日：2015年９月予定

価格：
万年筆（F、M）：120,000円(税抜)
ローラーボール：100,000円(税抜)
ボールペン：93,000円(税抜)