地球温暖化の切り札トヨタ・ミライは既に3年待ち!?

トヨタ ミライ toyota_mirai

もう暑くてたまらんちん!


ってことで、ここ数年の猛暑続きからしても地球温暖化が一歩一歩果実に前進している嫌な予感。2020年東京オリンピックの開催日程なんて7月24日(金)~8月9日(日)だそうでして、ホントにそんな暑い期間にやって大丈夫なんでしょうか?マジで日程変えたほうがよくね?って感じなんですが、そんな状況下において、温暖化の最大の要因とされる二酸化炭素(CO2)の放出をそろそろ真剣にストップさせなければと、世界のトヨタが満を持して昨年末販売開始したした究極のエコカーが冒頭画像の燃料電池自動車トヨタ・FCVミライなのであります。

何しろ将来は水を電気分解して手に入るかもしれない水素(※現時点では製油所や石油コンビナートなどで生成される副生水素の活用が有力)を燃料とし、車体に搭載した燃料電池で発電、電動機の動力で走ることが出来るんです。そして、誇るべきはCO2をはじめとする温暖化に影響する有害物質はほとんど排出されることはなく、主に水が生成されるのみなんデス。つまり、これぞ究極のエコカー、自動車の最終形ってなわけデス。

じゃあ、さっさとその燃料電池車とやらを普及させればいいじゃないって話なんですが、実はそう簡単にはいきません。最大のボトルネックはおよそ4億円とも言われる高額な水素ステーションの建設コスト。ガソリンスタンドならぬ水素ステーションの普及なくして燃料電池車は存在できないのデス。もちろん仮に日本で普及出来たとしても、海外で普及できなければ意味ありませんしね。なんとかこの大きな壁を乗り越えて欲しいところデス。

で、昨年末に受注開始されたそのミライなんですが、本体価格7,236,000円(税込)という高価格にも関わらず、エコカー減税や補助金など合わせての約220万円引きに支えられてか、2015年の日本での販売予定数400台に対して、販売開始時の受注数は約1,500台!?そんなわけで、現在の受注納期は2018年以降ってなわけなんデス。

地球温暖化完全停止までの道のりはまだまだ先が長そうデス(涙)

ホンダ クラリティ Honda FCX Clarity.

そして、こちらの燃料電池車はホンダ・FCXクラリティ。

2008年7月から米国でリースが始まったものの量産化はされておらず、現在もアメリカ、日本、ヨーロッパで合計約200台がリースされているのみ。2018年から量産化予定とされてるようなので、期待したいところデス。

さて、最後にミライの現時点での燃費なんですが、1km当たりの走行コストは約13円だそうで、ガソリン車とほとんど変わらないとか。現時点でこの燃費なら水素価格の低下とも相まって将来がとても楽しみではないでしょうか。さ、未来の地球を守る為、どんどん燃料電池車に乗り換えていきましょー!

なお、何度も申し上げて恐縮ですが、燃料電池車の普及までは、自動車での移動や深夜のエアコンの利用は極力控えて、竹シーツ扇風機、そして扇子をフル活用してエコしましょうね(笑)

PS.
何故EV(電気自動車)じゃ駄目なの?ってご質問ですが、もちろん充電に時間が掛かることを気にしなればEV車でも何ら問題ないかと思います。但し、水から水素が作れる時代が近い将来有り得ることを考えると、やはり究極のエコカーとしては燃料電池車に軍配が上がるかなと思った次第デス。

PS2.
MAZDALEXUS に負けないオリジナリティ溢れる顔作りにも期待!