ボトルインクの形状にLOVE。
今年はすっかり
万年筆に嵌りまして、
ただ今、書き物のほとんどは
万年筆を使用している次第デス。
書き損じが出来ないが故の
あの緊張感がたまりません(笑)
さて、プラチナ万年筆の
インク交換に続きまして、
今度はモンブランのインク交換に
初チャレンジしてみました。
真っ黒なミステリーブラックから
ほんのり青味掛かった黒色の
ミッドナイトブルーへの交換デス。
まずは万年筆の洗浄からなんですが、
モンブランのダニエル・デフォーは、
万年筆の内部にインクを貯める
タンクが予め内蔵されており、
ペン先からインクを吸い上げて
充填する「ピストン吸入式」と
呼ばれる構造になっています。
その為、画像のような万年筆の
お尻部分にあるノブを回すことで、
中に残ったインクを押し出したり、
ボトルインクから直接インクを
吸い上げることが出来る仕様に
なっています。
で、洗浄の際は、
その吸入ノブを回して、
透明で綺麗な水を吸い上げ、
それを吐き出してやることを
何度も繰り返しやるわけデス。
ご覧のように
何度ノブを回してもインクが出ず
透明な水を保つことが出来れば
洗浄終了ってことになります。
あとは柔らかい布や
ティッシュペーパーで
十分に乾かせば完了デス。
そして、しっかり乾燥させた後、
ボトルインクにペン先を深く漬け、
ゆっくり吸入ノブを回して、
インクを吸引してやります。
インクを吸い上げきったら、
今度は吸入ノブを少し戻して
インクを2、3滴ボトルに戻します。
最後にペン先を上に向け、
吸入ノブを元に戻して完了デス。
早速試し書きをしたところ、
どうやら内蔵のタンク内に
水分が少し残っていたようで、
かなり水っぽい書き味に
なってしまいました(号泣)
皆々様におかれましては
新しいインクを吸入する前に
水分をしっかり吐き出すこと、
十分ご注意下さいませ。
ま~、こんなことに
一喜一憂しているなんてのは
相当変態な奴なんでしょうけど、
一度やると病み付きですよ。
皆様もご一緒に如何でしょ?笑