俺の秘密基地構築中。

mens_desk 男の秘密基地

ただ今、自宅内に
秘密基地をせっせと構築中。


そんな最中、
BRUTUS (ブルータス)が、
ボクの今最も気になるような
コンテンツを、ストレートで
しかもド真ん中に投げ込んできた。

BRUTUS20160201号 ブルータス 2016年2月1日号 いい道具、全部。

いい道具、全部。
GOOD TOOLS CATALOGUE

がしかし、

ご覧の表紙にもある通り
タイトルとは名ばかりに
心ざわめかすような
スタイリッシュな道具は
今回掲載皆無と
残念無念なブルータス(汗)

なので、ネットを利用して
せっせと収集している最中デス。

近々小出しにご紹介しますね!

PS.

従命利君、為之順
 (命に従いて君を利する、之を順と為し)
従命病訓、為之諛
 (命に従いて君を病ましむる、之を諛と為し)
逆命利君、謂之忠 
(命に逆らいて君を利する、之を忠と謂い)
逆命病君、謂之乱
 (命に逆らいて君を病ましむる、之を乱と謂う)

これら4つの言葉、
今から2000年ほど前に
漢の劉向という学者が編纂した
『説苑(ぜいえん)』という
歴史故事集の中に遺された
知る人ぞ知る説話です。

その中でも特に「逆命利君」は、
おべっか遣いのイエスマンを、
大変嫌っていたとされる
住友財閥初代総理人であった
広瀬宰平氏の座右の銘として、

また、住友商事の元常務で
「ミスター商社マン」として
総合商社界にその名を轟かせた
鈴木明朗氏の半生が描かれた
佐高信氏の著書の題名としても
知られた言葉であります。

本当の忠義とは、
上司や主君の命令、
たとえ国家の命令であっても、
それが主家のため
国家のためにならなければ
敢えて逆らうことあるべし。

と、今も住友の事業精神に
脈々と伝わっているそうです。

因みに前出の
住友商事の鈴木明朗氏の
半生を描いた「逆命利君」は
東京三菱銀行初代頭取であった
高垣佑氏が新入社員に対して
必ず読んで欲しいと
推奨していたほどの名著なので
お時間あればぜひどうぞ。

「流儀」という言葉を
初めて教えてもらった書であり、
僕の人生のバイブルであります。