Casa BRUTUS特別編集
中川政七商店と考えた、
100年続く日本のものづくり。
文字通り中川政七商店の
宣伝本なんだろうけど、
タイトルに偽りはなく、
予想外に興味をひく美・商品が
目白押しで読み飽きなかった。
著名文化人たちがお奨めする
「好きな日本の工芸」も
デザインの優れた蘊蓄ある
実用品が山ほど紹介されてる。
特にぐっと心を鷲掴みされたのが、
明治時代から続く盛岡の鋳物屋
「釜定」の黒い栓抜き。
3代目宮伸穂氏の作る逸品は
400年以上昔の桃山時代から続く
南部鉄器の製造方法が踏襲され、
紛失さえしなければ
百年どころか、
数百年以上もの耐久性があるはず。
ビール瓶を開ける瞬間の音も
その味もきっち違うに違いない。
ご興味あればぜひどうぞ。
因みにボクは生ビール派ではなく、
生粋の瓶ビール派だ。
PS.
「釜」と言えば、
合羽橋の釜浅商店もお忘れなく。