LEON7月号からの軽井沢物語。

LEON_201607 レオン 2016年7月号 表紙

初夏の極上時間はリッチな感じで。
軽井沢の過ごし方がお手本デス。


さて、軽井沢と言えば・・・

20代の頃に
勤務していた会社が
雲場池近くに古びた別荘を
保有していたことから
何度かお邪魔しているが、

当時は写真が趣味でなかった為、
ほとんど記憶に残っていない。

しかし、

同じ独身寮に住んでいた
先輩たちの軽井沢旅行での
珍事件だけは我がことのように
忘れられないでいる。

以下、笑い話としてご紹介したい。

レオン LEON_20160702

それはおよそ25年前の
7月最初の週の金曜日のこと。

夜遅く仕事を終えて
寮に帰ってきた先輩たち男4人が
なんとかテニス合宿と称して、
I先輩のホンダ・シビックで
軽井沢の別荘へと出発していった。

何やら良からぬことを
軽井沢で企んでいたのであろう。

ところが、翌朝になって
寮の駐車場を見るとI先輩の車が
戻ってきてるではないか。

一体どうしたんだろう?と思って、
I先輩の部屋を訪ねたところ、
イビキをかいて寝ていた(笑)

で、無理くり起こしら開口一発、

I:それがよお、
  途中、車が水没してよお!

僕:?????

I:碓氷峠手前の道路が
  集中豪雨で水没しててさ。

僕:!?!?

I:ちょっとくらいの
  水溜りだと思って、
  車を突っ込ませたら、  

僕:!?!?

I:ブクブクブク・・・・・

僕:!?!?

I:あっという間に床上浸水よ。

僕:!?!?

I:お陰で電気系統やられて
  車が全然動かへん。
  
僕:!?!?

I:仕方ないんで
  サンルーフこじ開けて
  テニスボールの空き缶使って
  水を必死に掻き出したわな。

僕:爆笑!

I:しばらくしたら、
  エンジンが掛かったんで、
  命からがら
  帰ってきたというわけや。

僕:マジですか!

I:でもな。
  俺の車の後ろから水溜りに
  猛スピードで突っ込んでいった
  プレリュードがおってな。

  一番深いところでまで潜ってたで。
  
僕:その車どうなったんですか?

I:それは知らんわ。

僕:え!助けなかったんですか?

I:うん、女の子乗ってへんだしな。

僕:!!!!!!!!

因みにシビックの修理代は
電気系統やら清掃費用やらで
30万円程掛かったとか。

以上、
今なら上信越自動車道が
軽井沢まで開通してるんで、
くれぐれも下の一般道は
避けたほうが宜しいかと。