2020東京オリンピックのどんぶり勘定。

市立吹田サッカースタジアム ガンバ大阪ホームスタジアム

一円たりとも無駄遣いしていない
豪華なサッカースタジアムが完成。


今年2月にこけら落としされた
冒頭画像のガンバ大阪の
新ホームスタジアムとなった
市立吹田サッカースタジアムは
当初300億円近かった建設予算を
スタッフ、関係者一同知恵を絞って
事業総額140億円まで圧縮し、
しかもそのほぼ全額を
企業と市民からの寄付で賄い、
見事ご覧のようなエコで立派な
サッカースタジアムを完成させました。

それに引き換え、
2020東京五輪の現状は如何でしょ?

森喜朗会長の発言によりますと、
当初の五輪予算8000億円に対して
今や2兆円を超える勢いだとか(涙)

1.新国立競技場

五輪招致時見込:1000億円
当初総工費予算:1300億円
ザハ総工費予算:2520億円
現在総工費予算:1490億円

一体どんだけ丼勘定してるのよ?
と騒がれた新国立競技場問題ですが、
なんとか1490億円で落ち着きました。

但し、キャンセル費用等
表に見えないコストは
相当に掛かってる模様ですが。

因みに横浜国際総合競技場は
総工費が603億円でありました。

2.アクアティクスセンター

水泳・シンクロ競技の会場施設デス。

当初総工費予算:321億円
現在総工費予算:683億円

3.海の森水上競技場

ボート・カヌー競技の会場施設デス。

当初総工費予算: 69億円
現在総工費予算:491億円

4.有明アリーナ

バレーボール会場デス。

当初総工費予算:176億円
現在総工費予算:404億円

5.有明テニスの森(改修)

当初改修費予算: 55億円
現在改修費予算:144億円

以上、ざっと上げただけでも
丼勘定のオンパレード。

特に7倍以上の予算となった
海の森水上競技場は
地盤改良工事が追加で
必要になったからだとか。

埼玉の河川で代替できるなら
絶対そちらでやるべきかと。

なお、新設が中止となった
競技場ももちろんありますので
以下合わせてご紹介します。

バドミントン・バスケット競技の
夢の島ユースプラザ・アリーナ、
馬術の夢の島競技場、
セーリング競技の
若洲オリンピックマリーナ、
どれも代替施設を利用します。

そうなると、
バレーボールも水泳系も
代替えじゃダメなんでしょうか。

但し、コレだけは
お金掛かっても変更願いたい。

小池都知事の公約にも
確か入ってましたしね(笑)

築地市場移転問題、
下水道問題のことも併せて
都知事はホントお忙しゆうございます。