千疋屋総本店の元祖フルーツサンドイッチ。

日本橋 千疋屋総本店 フルーツサンド senbikiya_fruits_san (1)

良いバーはうまいオムレツとサンドウィッチを出すものなんだ。


この名言はご存じ村上春樹の
「羊をめぐる冒険」から。

主人公の「僕」が、
羊をめぐる冒険を始める前に
友人の「鼠」を探しに
神戸まで行くんだけど、
その神戸のホテルのバーで
この台詞を言った記憶がある。

あれ?違ったかな?

もうずいぶん昔に読んだので、
すっかり記憶が飛んでます(汗)

そんなことを思い出しながら、

日本橋 千疋屋総本店 フルーツサンド senbikiya_fruits_san (1)

日本橋にある
千疋屋総本店でテイクアウトした
フルーツサンドイッチ頂きました。

お値段:1,100円(税抜)

日本橋 千疋屋総本店 フルーツサンド senbikiya_fruits_san (1)

甘酸っぱくて美味しいデス。

創業1834年(天保5年)の味は
伊達じゃありません。

あ、このフルーツサンドが
生まれたのは昭和40年代、
詳しい発売日は???デス。
今度確認してきますネ(汗)

因みに千疋屋というと、
1834年武蔵国埼玉郡千疋の郷
(現在の埼玉県越谷市千疋)の
侍であった初代弁蔵さんが
日本橋に果物と野菜類を商う
「水菓子安うり処・千疋屋弁蔵」
の看板を掲げて始めたのが
発祥だそうデス。

また、千疋屋総本店以外に
1881年に暖簾分けされた
京橋千疋屋と
1894年に暖簾分けされた
銀座千疋屋があります。

それぞれにオリジナルの
フルーツサンドがあるので、
食べ比べてみるのも良いかも。

ところで、

サンドイッチの語源と言えば
英国の第4代サンドウィッチ伯爵
ジョン・モンタギューに
因んでいることは有名デス。

1760年代始めの頃、
モンタギューの義兄であった
ジェローム・ド・サリスが
モンタギューの専属料理人に
サンドイッチのレシピを教え、
それを海軍大臣の職務で忙しい
モンタギューが夜食として
好んで食べていたからだとか。