春 琴 抄 。

春琴抄 谷崎潤一郎 山口百恵 三浦友和

嫌よ嫌よも好きのうち。


もうすぐ春ですしねってことで、
84年前の1933年に発表された
谷崎潤一郎著書の名作「春琴抄」
を今更ながら読了しました。

著者である谷崎潤一郎は
1965年に亡くなってますので、
既に著作権は切れて、
kindleでも無料で読めます。

美しさ極まる谷崎文学に
ご興味ある方はぜひご一読を。

で、本書を読んで思ったことは、

今も昔も人間って・・・

所詮好きな相手に対しては超ドM。

耽美主義とも表現されてますが、
やっぱり人間の本質は超ドM、
そこにいきつくのかなと(苦笑)

佐助のドMを形成した春琴もまた
表向きSのように見えますが、
実は裏ではドMだと感じています。

丁稚の佐助に
風呂上りの身体を拭かせたり、
下の世話までさせるわけですしネ。

さて、今夜はレイトショーで
「パッセンジャー」鑑賞予定デス。

乗客5000人
目的地まで120年
90年も早く
2人だけが目覚めた
理由は一つーーーー。