果たして使いこなせるか?
「ヒップフラスク」と言えば
パンツの後ろポケットに
こっそり忍ばせられるほど小さな形状で
それでいて厚みがあって頑丈なのが良い。
間違ってもお尻の圧力程度で
凹むようなモノであってはならない。
そして、中に浸したウイスキーは
決してストレートで呑んではならない。
東雲乃風
さて、話はボクの中学時代にまで遡る。その頃ボクは野球部に所属していたのだが、ある時、同期部員のKがウイスキーのボトルを部室に持ち込んできた。彼の親が街道沿いのスナックを経営していて、残り少なくなったボトルを店からこっそり拝借してきたらしい。それを養命酒程度しか飲んだかことがないような丸坊主の中学生が恐る恐る舐めるように回し呑みしたのだが、水島新司の野球漫画「あぶさん」の影響もあってか、みな顔を赤らめながらもボトルをあっという間に飲み干した。
そして翌日、Kがボトル代わりに持ち込んだのがストレートのウイスキーがなみなみ入ったヒップフラスクだった。銀色に輝くそのヒップフラスクはとても眩しく洗練されており、すぐさま部員たちの憧れの的となった。
しかし、それがいけなかった。気をよくしたKは野球ユニフォームの後ろポケットにそのヒップフラスクを忍ばせグランドに立ち、喉が渇くごとにそれを取り出し、煽るようにウイスキーを吞んでいた。その三十分後、人知れず大の字になってぶっ倒れていたKがグランドで発見されたことは言うまでもない。
ウイスキーを入れる携帯用水筒
いわゆる”ヒップフラスク”
和製英語では”スキットル”を
ここ2年ほど探してたんですが
ステンレスの味気ないものしかなく
仕方なく焼酎ボトルを代用してました。
がしかし、、、
さすがに外へは持ち歩けない。
かと言って
スノーピークスのチタン製は
永久保証ではあるものの
あまりに高価すぎて手が出ず。
そんなわけで
なんだかんだ理由をつけて
購入を躊躇ってたんですが
フラッシュセールのGiltで
ガンメタ色した理想とも言える
ヒップフラスクを発見!?
PETER WERTH / ピーターワース
品名:ヒップフラスク(携帯用水筒)
色: ガンメタル
素材:ステンレススチール
仕様:縦:12cm・横:9cm
容量:170ml
生産国:不明
価格:7236円 ⇒ 4342円(税込)
“ピーターワース”は
初めて聞く名前なんですが
英国の衣料ブランドだそう。
故にヒップフラスクとは
縁も所縁もないようなんですが
価格がこなれていたことから
そこを敢えてのってやつで
ポチっとしてやりました(汗)
蓋が紛失しないように
ボトルの肩口にがっちり
アームが設置されてますが
強い圧力がかかると
壊れそうなことは内緒デス。
また、ガンメタとは言っても
コーティングされてるだけなので
傷がつくと内側のステンレスが
丸見えになることも内緒デス。
ま、でも
雰囲気は悪くですし
愛着もって大事に使えば
100年使えそうですしネ。
いいちこのボトルと比べると
とても小さいのが分かるかと。
パンツの後ろポケットにも
入る大きさなので
よりワイルドに
よりハードボイルドに
使いこなしてやりたいと思います。
そんなわけで
まずは野球観戦で使用したるかな。
□□□ 東雲乃映 □□□□□□□□□□
君は『ゴッドファーザー』をもう観たかい?
緊張走る!
またまた今更ながら
1972年に公開された
『ゴッド・ファーザー』を鑑賞。
ドン・コルレオーネ役の
マーロン・ブランド
当時の実年齢は
まだ48歳なんだけど
メイクアップ界の巨匠
ディック・スミス氏による
神技によってドンに変装。
威圧感ありまくりで
本物を軽く超えた模様。
そして・・・
2代目マイケル演じる
アル・パチーノも侮れない。
四男のお坊ちゃんキャラが
いきなりこの目力に変貌。
人間やれば出来る!デス。
★★★☆☆
ゴッド・ファーザー
監督:フランシス・フォード・コッポラ
原作:マリオ・プーゾ