記者たち~衝撃と畏怖の真実~。

疑わしきは罰しろ?


★★★☆☆
記者たち~衝撃と畏怖の真実~
監督:ロブ・ライナー
脚本:ジョーイ・ハートストーン
主演:ジェームズ・マースデン、ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ

2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由に、イラク侵攻に踏み切ろうとしていた。 唯一その理由の根拠に疑念を抱いた新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ジョン・ウォルコット(ロブ・ライナー)は、部下のジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)、ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)、そして元従軍記者でジャーナリストのジョー・ギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に真相の徹底取材を指示する。

しかし、破壊兵器の証拠は見つからず、やがて政府の捏造、情報操作である事を突き止めた。記者たちは大儀なき戦争を止めようと、米兵、イラク市民、家族や恋人の命を危険にさらす政府の嘘を暴こうと奮闘する。。。

「疑わしきは罰せず」の性善説で、ヒ〇ラーを野放しにしてしまった英首相のネヴィル・チェンバレン。

「疑わしきは罰しろ」の性悪説で、無実のフセインを叩き潰した米大統領のジョージ・W・ブッシュ。

百年後、そして、千年後、これらの史実は果たしてどう評価されているだろうか。