天下の苔寺此処にあり。

120種類と言われる苔と、夢窓疎石の作庭、かのエリザベス英女王が絶賛したことで知られるのが此処「西芳寺」。

創建は700年代前半頃。1342年には北朝初代の光厳天皇が室町幕府初代将軍・足利尊氏を従えて寺に行幸、また1382年には3代将軍・足利義満が指東庵で坐禅に徹宵したとも伝わります。そして、義満がたいそう気に入り、模して創建したのが鹿苑寺こと金閣寺だそうデス。

拝観者を無制限に受け入れる寺院が多い中、往復はがきによる事前申込方法で入場制限しているちとめんどくさいお寺さんデス。

でも、それもそのはず。この美しい苔が映える自然環境を守るためには致し方のないところ。抽選制も参拝冥加料3000円と高額なことも納得デス。

さて、運よく往復はがきでの抽選に当たりましてやってきたわけですが、遅刻は厳禁。何故なら、参拝者一斉に入場し、この本堂にて一斉に写経し、その後、庭園の自由参観になるからですネ。

さ、本堂での写経も終了し、早速美しい苔の庭園をとくとご覧あれかし。

幕末の1862年、岩倉具視が一時隠棲したとされる湘南亭。

黄金池

説明の必要なし。かのスティーブ・ジョブスが通い続けたというのも納得デス。ぜひまたお邪魔したいと思います。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

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文句なく名曲ですねえ。