2020年10月2日(金)15:00
南溟に たとえこの身が 果つるとも
いくとせ後の 春を想へば
永峰肇(享年19歳)
無知な大人たちが勝手に始めた
大義の欠片もない愚かな戦争のために
命を捧げた若き隊員たちの遺影に涙。
英霊の屍の上に今日の春があること
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
海軍零式艦上戦闘機52丙型
鹿児島県甑島の
手打港の沖合約500メートル
水深約35メートルのところに
海没していた朽ちた機体を
昭和55年6月、知覧町(当時)が
35年振りに引き揚げたそうデス。
三角兵舎
空襲を避けるため
杉林の中に半地下式で造られた
特攻隊員たちの居住兵舎(復元)。
「十死零生」の作戦を待つ。
特攻勇士の像。
怒りに震えながら
平和の鐘を幾度も撞く。
無知な大人にはなりたくない。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
観賞中に思い出したのが
映画「GREEN BOOK」で
アフリカ系米国人ピアニスト
ドクター・シャーリーを演じた
俳優 マハーシャラ・アリ。
当時の日本の大人たちが
彼ほどの品格を持ち合わせていれば
こんな悲劇は生まれなかったんじゃないかと。