出版されてすぐの2002年
つまり20年前に読んだはずなのに
なぜか初めて読むような感覚!?
いったい何故だろう?
ひょっとして読んだつもりになってただけか?
どうやらその可能性が高いようだ(トホホ)
さて、ミルフィーユのように
過去と現在が折り重なりながら
かといって煩雑にはならない
丁寧に作りこまれたストーリー展開
主人公の導き手といえる
さくらさんの心優しい気遣い
大島さんの博覧強記ぶりには舌を巻いた。
おまけに先日読み終えた
上田秋成の「雨月物語」が
どのように引用されているのか
それが分かったことに心が晴れた。
雨月物語の「菊花の約」、読んでおいて損ナシ。
そんなわけで下巻を読み進めるのが楽しみでならない。
傑 作 の 予 感 。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
美容外科の先生って見た目怪しぎる~
でも、いろいろ勉強になるのだ(笑)