了・食のパラドックス。

食のパラドックス

著者:スティーブン・R・ ガンドリー


食のパラドックス」読了。

トップ心臓外科医の
キャリアを積んでいた
スティーブン・R・ ガンドリー博士が

その方向性を大きく変えて
ヒト微生物叢と腸との関わりの
世界的権威に転身したのは
こんな思いからだったそうだ。

“舟が浸水したときに大切なのは
素早く水をかき出すことでも
大きなバケツで水をすくうこともでない。

いずれも徒労で
肝心なのは穴をふさぐことだ。

同様に健康問題を抱えているのなら
現代医療が促すように
その進行を遅らせるのではなく
進行そのものを止めなければならない。

あなたの身体には自ら完璧な健康を取り戻す力がある。
ただし、その力を妨げている食品などの原因を取り除け、である。”

つまりガンドリー博士は
対処療法を極めることより
まずは病の根本原因を突き止め
その大元を除去することが必要と考えたのだ。

※この発想は個人的に大好物。

そして、その大元こそが
「レクチン」であると突き止めた。

レクチンとは?

植物が捕食者から
食べられないようにするため
自己防衛システムとして
植物性タンパク質などに含まれた有害成分のこと。

玄米・小麦・蕎麦・大豆
砂糖など近年食べられ始め
人にまだ抗体ができていない
食物に主に含まれているそうだ。

※詳しいOKな食材、NGな食材はコチラを参照のこと

とはいっても
まだまだ科学的根拠は薄く
信じる者は救われる状態であることは確か。

Tarzan 2022年10月13日号によると
加熱すれば除去されるとも書いてあるしネ。

ま、とりあえずは
レクチンフリーを実践し始めた
これらの家族の行く末を
見守ろうではないか。

そのためにも
食後高血糖に気を付けて
彼らより長生きせねばだ(笑)

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

工期が大幅に短縮され
2026年完成予定が発表された
アントニ・ガウディ設計の

サグラダ・ファミリア。

アラスカのオーロラ
エジプトのピラミッドもだけど
人生に一度は見ておきたい建造物だ。