T・痩せる食べ方。

Tarzan(ターザン) 2022年9月22日号 No.841[痩せる食べ方 新版]

Tarzan 2022年9月22日号


一生モノの痩せる食べ方!?

なんて言葉を見つけたら
ボクが飛びつかないわけがない。

果たしてボクイチオシの食べ方
食前の乳清&舞茸摂取による
インスリン分泌活性化メソッドを
超える食べ方があるんだろうか?

で、本誌では
以下7つのメソッドを
ヒューマニエンスばりの
科学的分析を用いて紹介している。

1. 魚食で痩せる
2. リッチ・タンパク質で痩せる
3. 脱・食後高血糖で痩せる
4. 手ばかりで痩せる
5. 体内時計で痩せる
6. ホルモンで痩せる
7. 習慣で痩せる

例えば青魚に多い
必須脂肪酸のEPAやDHAが
どんな機能をもっているのか
細胞膜レベルまで落とし込んで
以下のように科学的に教えてくれるのだ。

人の37兆個の細胞のうち
28兆個をも占める赤血球は
毛細血管より大きすぎて
通れない箇所があるらしい。

そのため赤血球は
変形しながら細い毛細血管を
通り抜けなければならないのだが
EPAやDHAにはその赤血球の変形態を
向上させる働きがあるんだとか。

それによって
酸素を乗せた赤血球が
身体の隅々まで行き渡り
エネルギー代謝が活性化され
脂肪の燃焼を促進するというわけだ。

単なる潤滑油の役割だけではなかったのだ。

やっぱりサバ缶最強か。。。

そして、、、

野菜ファーストの時代は終焉?

残念ながらその通りのようだ。
時代はタンパク質ファースト
俗にいうプロテインファーストの時代なのだ。

肉や魚に含まれるタンパク質は
消化管ホルモン「インクレチン」の
一種である”GLP-1″の分泌を促すことで
血糖をコントロールしてくれる
インスリンの分泌を強化してくれる作用があるというのだ。

つまり、最初に肉や魚を摂取し
インスリン分泌の準備をしておくことで
肥満に繋がる食後高血糖を抑えられるというのだ。

さらにGLP-1には
胃の内容物が小腸に運ばれる早さを
緩やかにする効果もあり、満腹感が持続するという。

中でもホエイプロテインや
ヨーグルトなどに含まれる
乳清タンパク質は特に有用とのことで
ボクのやってきたことに間違いはなかった。

ま、ざっとそんなわけで
とても勉強になるこの誌は
永久保存版としてぜひお手元に。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

群馬県みどり市にある

富弘美術館。

草木湖の借景が美しすぎる。