アームホールは小さいほうがいいんです!

アームホールは小さいほうがいいんです!
と、叫び続けてはや半年となりましたが、誰も聞く耳持たず(涙)


が、しかしデス・・・
先日のカンブリア宮殿、スーツのアオキ社長出演の放送回にて
アオキとの共同研究に取組む信州大学繊維学部の西松教授
なんとその件を科学的に分析されてたんです!
もちろんボクの顔はたちまちドヤ顔風味に(笑)

右側のようにアームホールを小さく改善したことで
逆に腕の可動範囲は大きく広がるってとこなんです。

例えば電車の吊皮を掴んだいると想定して・・・

アームホールが大きいと右腕を挙げた時に脇の下が引っ張られ、
右裾までもが反り返ることになります。

逆にアームホールが小さいと右腕を上げても脇の下に影響がなく、
裾が引っ張られることはないんです。

ほらね。言った通りでしょ?(にやり)

でも、アオキでもアームホールを小さくしたスーツは
ロイヤルコンフォートという7万円台の高級品にしか
採用されてないんだとか。。。

なんで全製品で採用しないのかなあ?>青木社長!

アームホールを小さくすると工賃が上がるわけでもないんだし、
ボクなら全製品でアームホール小さくするんですけど。

ま、そんなわけで日本のスーツブランドが
世界と戦えるかもしれない兆しがほんの少し垣間見えてきました^^