明日2/8は83回目の誕生日デス。
ジェームス・ディーン
本名:James Byron Dean
愛称:ジミー
出身:インディアナ州マリオン
生年月日:1931年2月8日
没年月日:1955年9月30日
生涯わずか3作品しか残さずに
この世を去ってしまった
不世出の映画スターであります。
ボクが生まれる10年前に
亡くなられており、
もちろんお会いしたことも
リアルタイムで出演作品を
観たこともありません。
がしかし、
ボクに物心がついた
死後十数年経った時代でさえも
燦然と輝いていたスターであり、
未だに彼を凌いだと思われる
映画スターは現れておりません。
ジョニーー・デップも
トム・クルーズでさえも
ジェームス・ディーンの
存在感の前では赤子同然
じゃないかと思う次第デス。
それではたった三作品ですが、
24歳の若さで亡くなる以前に
公開された彼の遺作を
簡単にご紹介させて頂きます。
エデンの東
East of Eden(1955年)
ジェームス・ディーンは
「エデンの東」に出演する以前、
5つの作品に出演しているんですが、
どの作品もクレジットに名前すら
出ないほどのエキストラのような
端役しか演じていませんでした。
故に本作品がデビュー作であり、
いきなりの初主演作品であると
言っても過言ではございません。
そして、さらに驚いたことに
本作にてジェームス・ディーンは
アカデミー賞の最優秀主演男優賞に
ノミネートされているんです。
ジェームス・ディーンを語るには
本作を抜きに語れません。
「エデンの東」のストーリーは
コチラが参考になります。
但し、ネタバレありです。
理由なき反抗 (1955年)
Rebel Without a Cause
「理由なき反抗」という題名と
ジェームス・ディーンが着用する
赤色のスウィングトップと
LEE 101のブルージーンズが
強烈な印象を残す青春映画デス。
現代の映画スターが演じる
憂いや切なさのある表情は
すべてジェームス・ディーンが
原点になっていることを
納得させてくれる作品かと。
「理由なき反抗」のストーリーは
コチラが参考になります。
但し、ネタバレありです。
ジャイアンツ
Giant (1956年)
「ジャイアンツ 」のストーリーは
コチラが参考になります。
但し、ネタバレありです。
第29回アカデミー監督賞を
ジョージ・スティーヴンス監督が
獲得した作品であるんですが、
彼の死後、アカデミー助演男優賞に
ノミネートされた作品でもあります。
本作品の主役は
ビック役のロック・ハドソンと
レズリー役のエリザベス・テイラー。
ジェームス・ディーンは
その主役ロック・ハドソンの敵役
ジェット・リンクを演じるんですが、
主役のロック・ハドソンのお株を
奪う演技を披露したことで、
アカデミー助演男優賞に
ノミネートされるわけなんです。
しかしながら、、、
本作品の撮影終了1週間後に
ジェームズ・ディーンは
サリナスで行われるレースに
向かうために愛車である
ポルシェ・550/1500RSで
カリフォルニア州の州道を走行中、
横からはみ出してきた車と衝突し、
複雑骨折、内臓損傷など
ほぼ即死の状態で
帰らぬ人となったそうです。
そして、次回作に予定されていた
『傷だらけの栄光』の主役は
ポール・ニューマンが
代役を演じることになりました。
たらればではありますが、
ブルース・リー同様に
もし彼らが生き続けていれば
一体どれほどの映画作品が
製作され続けていたかと思うと
ホント残念無念でなりません。
因みにボクの親父世代にも
和製ジェームス・ディーンと呼ばれ
石原裕次郎を凌ぐとも言われた
赤木圭一郎なる日活映画スターが
存在していたんですが、
彼もまた映画『激流に生きる男』
撮影中の日活撮影所内で休憩時間に
営業マンが売り込みで持ってきた
外国製ゴーカートを運転中、
ブレーキとアクセルを踏み違え、
(外国製故に反対に付いていた)
60km/h以上のスピードで
大道具倉庫の鉄扉に激突し、
わずか21歳の若さで
帰らぬ人となりました。
美人薄命という言葉がありますが、
イケメンもまた同様に
薄命ってことなんでしょうか。
合掌
「ジェームス・ディーンのように」
との歌詞がある甲斐バンドの名曲
「HERO」で今日はお別れです。