ワインはグラスで決まります。
激安の赤ワインだから
小さな安いワイングラスで飲む、
というのは完全に間違い。
激安の赤ワインこそ
大きなグラスで飲むが正解デス。
かれこれ17年前、
ワインのネットショップで
1年間マーケティングの仕事を
手伝っていたことがありまして、
毎日3本のワインを試飲してました。
で、その時の経験を踏まえ、
どうしたら格安の赤ワインを
グランヴァン級のワインのように
美味しく飲めるか、
その方法をほぼ素人のくせに
生意気にも伝授したいと思います。
なお、秘伝故に他言は無用デス(笑)
まず理想の温度ですが、
赤ワインの場合、
一般的に15~18℃と言われてます。
がしかし、格安の赤ワインに
わざわざワインクーラーは勿体ない。
また、格安ワインの場合、
あまり温度が高すぎると、
雑味を相当に感じますので、
普通に冷蔵庫で5℃前後に冷やし、
飲む前にボトルを外に出して
12℃前後にして飲むのが吉デス。
素人のくせに割と細かい(笑)
まあ、ちょっと常温で放置して
グラスでぐりぐり廻してたら
勝手に12℃くらいまで上がります。
そして、ワインを美味しく飲む為に
一番肝になるのがワイングラス。
これホント重要デス。
赤ワインは
グラスの種類で味が決まる、
と言っても過言ではありません。
で、個人的に最もワインを
美味しく飲めると感じてるのが
コチラのワイングラスです。
RIEDEL / リーデル
ヴィノム・エクストリーム ピノ・ノワール 770ml
モデルNo.:4444/7
2個セット
価格:7,098円(送料・税込)
正直かなりデカいグラスです。
その為、デキャンタージュの
必要もまったくありません。
また、ワインを注ぐ量は
膨らんでる胴の下辺りまで。
入れ過ぎは禁物デス。
お値段もめっちゃ高いですし、
ピノ・ノワール種専用ですが、
ミディアムボディ以上なら
ブルゴーニュ、ボルドー関係なく、
大抵の格安レベルの赤ワインが
魔法のように美味しくなります。
否、個人的にそう感じます(笑)
理由はグラスの胴幅が広いので、
グラスの中に赤ワインの香りが
思いっきり広がるんですね。
しかも、グラスの口先部分が
キュッと絞られてるので、
グラスの中に香りが立ちこめ、
香りを外に逃がさない。
それ故に小さなワイングラスでは
絶対感じられないような
赤ワイン独特の香りを嗅ぎながら
飲めるってわけなんですネ。
でも、高価なワイングラスだし、
そう簡単にボクのいうことを信じて
チャレンジするわけにもいきません。
そこで、画像の真ん中の
イオンのトップバリュブランドの
ブルゴーニュ用のワイングラスで
試してみるのは如何でしょ?
2個セットで1,480円(税抜)デス。
多少口先は広いですが、
これでもグラスに香りが充満し、
美味しく感じられるはずデス。
騙されたと思ってぜひお試しを。
なお、ライトボディの赤ワインや
白ワインに関しては香りが立たず
ほとんどこの方法が通用しません。
ミディアムボディ以上の
赤の格安ワインでお試し下さい。
因みにボクが好んで飲んでる
格安の赤ワインがコチラの2種類。
どっちも540円と格安ですが、
格安赤ワインとは思えないほど、
十分に美味しく飲めています。
【左】デル・スール[2015]
ブドウ品種:カルメネール
味わい:中重口・中渋口
生産国:チリ
価格:540円 (税込)
【右】デル・スール[2015]
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
味わい: 重口・中渋口
生産国:チリ
価格:540円 (税込)
大きなグラスを使って
ワインを飲むようになったお陰で
大好きなサイゼリヤで
赤ワインが飲めなくなりました。
その理由はもちろんグラスが
ちっちゃいからに他なりません。