ferrante(フェランテ)
モデル名:ELEGANT(エレガント)
サイズ:7(約26cm) 色:ネイビー
44,100円(税込)
先月ご紹介したフェランテのスエードローファーです。
実は先日ヤフオクにてドンピシャのサイズ・カラーが出品されてまして、ついついポチッと入札したところ、まさかの19,000円で落札できちゃいました(滝汗)
が、しかし、、、
確かにモデル名『エレガント』の名前通り美しい尖がりシルエットではあるんですが、、、
ぶっちゃけた話、実はスエードレザーの質感が思ったよりよろしくなんですよね(汗)毛羽立ち具合が結構粗いんです。
しかもマッケイ製法ではなく、セメント製法だったりするし(涙)
前回の記事ではマッケイと書いてましたが、スイマセン。実際はセメント製法でした。謹んで訂正させて頂きます m(_ _)m
なので、ビブラムのハーフソールを銀座三越7FのRESHさんで貼ってもらうことに。オールソール交換を避けるためマッケイ製法でも貼ってたとは思いますが。
で、このフェランテに関して先月のご紹介後、いろいろ改めて詳しく調査してみたんですが、なんとイタリアではまったくの・・・無名ブランドであることが判明!
立派なWEBサイト(※現在は休止中?)まで存在するのにイタリアでは何処にも売ってないらしいんです。本拠地ナポリのセレクトショップのバイヤーですら、名前を聞いたことがないとか。
どうやらイタリアの名高いフラテッリ ジャコメッティが日本輸出用だけに作っているマウンテンブーツブランド『マルモラーダ』(企画は日本のウィリー社)と同じような位置づけで販売されているブランドではないかと思われます。
つまり、フェランテはもともと他のブランドのOEM生産を主に請け負うナポリの一般的な靴工場なのですが、日本のインポーターの依頼で、フェランテの名前を冠したファクトリーブランドを特別に作ったんではないかと。
なので、ナポリ人も知らないのではないかと思うのです。間違ってたらゴメンナサイ。
ま、そんな生い立ちは置いといて、私的にはスエードの質感およびセメント製法がちと100年に耐えられないような気がしてなりません。てか、相当無理なんじゃないかと思います(滝汗)
なら、どんなスエードローファーだったら、オシャレで100年に耐えられるのかってことでお薦めしたいのが・・・
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
モデル名:SYDNEY(シドニー)
58,800円(税込)
何を今更言っとんねん!と怒られそうですが、上には上がございました m(_ _)m
スエードと言えばのイギリスの名タンナー「チャールズ・F・ステッド」のカーフスエードを使用していますので、毛羽立ちも木目細かく上質。
さすがはイギリスメイドでございます^^
しかも何度でもオールソール交換できるグッドイヤーウェルテッド製法。
やっぱり100年の耐久性には必須の製法ですよね。
デザインもフェランテに負けてないし。
ってことで、スエードローファーをご検討の際はフェランテに加えてクロケット&ジョーンズもぜひ検討の対象に加えられてみては如何でしょうか?
そんなこと当たり前じゃー!って声が思いっきり聞こえてきそうですが(滝汗)
あ、とは言いつつ、ボク、メインテナンスの妙でフェランテを100年使えるようにする所存でございます(笑)
フェランテユーザーの皆様、是非ご一緒にフェランテを100年育てましょう!