負の世界遺産

Heritager.comを名乗るにおいてユネスコが登録する世界遺産は
ボクが最も注目すべき対象のひとつであるはずなのですが、
あまりにその存在が大きく、目を瞑っていた感がございました(汗)

そこで、ただ今カメラ修理中でコンテンツ不足ってことも手伝い、
ちっとは世界遺産も調べてみるかってことになった次第です。

で、その世界遺産の中でも最も気になったのが『負の世界遺産』。
所謂人類の汚点とも言える遺産であり、二度と繰り返さないように
戒める為に登録された世界遺産なのであります。

実は負の世界遺産に公式な定義や分類は存在していませんので、
何をもって負の遺産と見なすかについては議論の残るところですが、
あくまでWikipedia上では19箇所の遺産が紹介されています。
ここではそのうちの一部を以下ご紹介致します。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所


ご存じ第二次世界大戦当時にドイツ・ナチス政権がユダヤ人を
中心に150万人以上を強制収容したと言われる人類史上最悪の施設。

『アンネの日記』の著者アンネ・フランクも一時ここに収容され、
その後ベルゲン・ベルゼン収容所に移送された後、劣悪な環境の中、
チフスに罹患して15歳の若さで命を落とすことになりました。

原爆ドーム(広島平和記念碑)

大学4年生の時の卒業旅行で訪問しましたが、当時広島平和会館
原爆記念陳列館(現・広島平和記念資料館)の存在を知らず、
原爆ドームを見ただけで、何も感じることなく広島を後にした
という情けない記憶がございます(滝汗)

セネガル・ゴレ島

アフリカ・セネガルの首都ダカール沖合いにある島で奴隷貿易の
拠点として栄えたことから負の世界遺産に登録されています。

因みに奴隷貿易関連で登録された遺産は7箇所ほど存在します。

ビキニ環礁の核実験場跡

米国が1946年から1958年にかけて23回もの核実験を実施。
極めつけは1954年の水爆実験(キャッスル作戦)、広島型原子爆弾
約1000個分の爆発力の水素爆弾(コード名ブラボー)によって
海底に直径約2キロメートル、深さ73メートルのクレーターが形成、
このとき、日本のマグロ漁船・第五福竜丸をはじめ約1000隻以上の
漁船が死の灰を浴びて被曝しました。

いずれ福島の原発も負の世界遺産として不名誉な登録がなされる日が
来るかもしれませんね。