ついに100年使える最強の財布を発見か!?

WILD-SWANS ワイルドスワンズ コードバン 財布

一生モノや100年モノ選びでは物理的な耐久性や外見的な美しさなども
もちろん重要な選択の要素であるとは思うんですが、
やっぱり最も重要なのは「長く愛し続けられるか」に尽きると思うんです。


どんなに耐久性があっても結局愛が失われてしまったら恋愛と同じ。
基本的にはさよならするしかしかないですもんね。(笑)
ま、忍耐強く我慢するとか、距離を置くという手段もありますが、
ボクのの経験からはそれっきりってことが・・・(涙)

特にバッグや靴、財布などの日常的で普遍的なアイテムを選ぶ場合、
パッと見のデザインや薀蓄などの一過性の事実にとらわれがちですが、
なかなかそれだけでは愛が続いていかないのも事実。

実際に使用してからじゃないとわからない機能性やアフターサービス、
もちろん経年変化(エイジング)などの育てる感な部分も
しっかり選択の要素として確認しておかないと
あとあと泣きを見ることになるのかなと。

ってことで、「続!100年使えるケツポケ財布を探せ!」の経過ですが、
2つ目に紹介したWILDSWANSの直営店が銀座にあると聞いて、
ひょっとしたらエイジングサンプルが展示されてるのでは?
と期待を胸に早速同店に11/20(土)訪問して参りました。

お店の名前はC.O.U.
WILDSWANSの直営なんですが、形態はセレクトショップ。
故にWILDSWANS以外のブランドも販売されてます。

お店の中に入るとご覧の通りいろんな財布がずらりと勢揃い♪
お目当てのエイジングサンプルも一番上の段に6つも並んでます。

まずはお目当てのベルギー製サドルプルアップレザー
エイジングサンプルからチェック!

10年モノのサドルプルアップレザーを使用した財布ってことで、
さすがに銀座三越で見せてもらった新品の財布とは違い、
相当年季が入っていい艶が出ています。
因みにこのレザーはベルギーのタンナー マシュア製です。

ご覧のとおり縫製もミシンで相当頑丈に縫われてますし、
10年経過とは思えないほどへこたれた様子がありません。
レザーの引き裂き強度などの耐久性は
ひょとするとコードバンより上かもしれませんね。
これなら20年余裕でいけそうデス。

100年を考えるなら間違いなく有力候補のひとつですね。

そして、もうひとつ、とてつもなくピカピカな財布を発見!

写真じゃちょっと分かり辛いんですが、
もともと濃いカーキ色だったモノが
宝石のトルマリンのような美しい色に変化したんだとか!

それもそのはずこの財布・・・
なんと裏も表も全てコードバンで出来てるんです!

しかもベジタブルタンニング&アニリン染め(水染め)と
めちゃくちゃ手間が掛かってるんです!

2年半実使用したコードバンの財布のサンプルとのことですが、
ここまで美しく光り輝かせることが可能なんですね。

耐久性で言えば先ほどのサドルプルアップレザーのほうが
上をいってるかもしれませんが、
何しろこの比類なき艶感は半端ありません。

同時にスタッフの方が使用されている
ホーウィン社のシェルコードバン財布とも比べましたが、
ボク的にはコチラの千葉のレーデルオガワが鞣したという
コードバンの経年変化のほうが断然好み。

あぁーーーーこれ絶対欲しぃーーーーー!

が、しかし、表地だけコードバンの財布は
2011年11月21日(日)から
銀座三越で販売開始するとのことだったんですが、
オールコードバンの財布はもう6年ほど前に絶版しており、
今後別注でも作る予定はないとのこと。
つまりこれは幻のサンプルだったわけなんです!

orz

でも、そこであっさり引き下がらな買ったのがボクのいいところ!

次回のレポートではウルトラCの調達術をご覧頂きます!

ぜひお楽しみに!

コチラに続く。】