歴史探訪:旧乃木希典邸

旧乃木邸 正門

明治の歴史がそこにありました。

東京ミッドタウン前を走る外苑東通りを
北に300mほど行ったところに
こんな一風変わった古い建物の門を
ご覧になった記憶はございませんでしょうか?

旧乃木邸 裏

実はこの建物、日露戦争の英雄とも言われた
乃木希典大将 の邸宅で、
今も当時のまま保存されているんデス。

実は乃木希典大将は西郷隆盛さんと同様に
当時の日本国民から非常に愛されていたそうで
明治天皇大葬が行われた1912年9月13日に
妻・静子さんとともに同邸宅で自刃して殉死した後、
乃木夫妻の忠誠心にいたく感激した当時の国民は
こぞってこの乃木邸を訪れ、
その数は日を追って増していったそうデス。

乃木希典 写真

【 source 】wikipedia

乃木大将の遺言で
土地建物は東京市に寄贈されたそうですが、
読売新聞のコラム「銀座より」にて
乃木神社建立、乃木邸の保存、
新坂の乃木坂への改称等が意見され、
国民の総意のもとそのまま実現したそうです。

現在では乃木希典大将の実績が議論され、
その評価は賛否両論の的となっていますが、
とにかく異例の厚遇が行われたことから
当時の英雄であったことは否めないところかと。

旧乃木邸 馬小屋

こちらは門の横にあるレンガ造りの馬小屋デス。

自身の住居が木造にも関わらず
馬小屋がレンガ造りであったことから
非常に馬を可愛がっていたことが偲ばれます。

旧乃木邸 寝室

右側の部屋が妻・静子さんとともに自刃した部屋で
現在は東日本大震災の影響で足場が悪いらしく
部屋の中を見ることができないのですが、
乃木大将の軍服などが展示されているとのことです。

この乃木大将の殉死が
その後の日本の軍国主義に大きく影響したのでは?
と、ワタクシ個人的に感じるところでございます。

乃木将軍と辻占売少年像

旧乃木邸内にある「乃木将軍と辻占売り少年像」。

辻占売り少年のお話はこちらが詳しいようデス。

旧乃木邸 裏庭

旧乃木邸内にある裏庭デス。

うっそうと木が茂っています。

乃木神社

最後に旧乃木邸隣りにある乃木坂神社。

今からちょうど100年前の1913年(大正2年)、
東京市長だった阪谷芳郎氏が中心となって、
乃木希典を敬慕する人々による中央乃木会を設立、
1919年(大正8年)に当社の創建を申請・許可され、
明治神宮創建の後御造営の事業が起こされ、
1923年(大正12年)に鎮座祭が斎行されたそうです。

旧乃木希典邸
住所:東京都港区赤坂8-11-32
公開時間:9:00~16:00
竣工:明治35年(1902)
設計:北沢虎造


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