Yahoo映画でも4.07点（2013年9月15日現在）と
すこぶる高い評価のミッドナイト・イン・パリを
今更ながらDVDで観賞デス。
なんとこの作品、ボクの大好きな
タイムスリップものなんデス。
そして、美しいパリの街並みが
嫌っちゅうほど出てきまして、
旅行した気分にさせてくれるところも
さらに大きなポイントなんデスねー
監督は映画監督。俳優、脚本家、小説家、
クラリネット奏者など様々な顔を持つ
マルチ人間のウッディ・アレン。
主演はパリで小説家を夢見る主人公
ギル・ペンダーを演じるオーウェン・ウィルソン。
主人公ギル・ペンダーの婚約者
イネスを演じるレイチェル・マクアダムス。
感動作品「きみに読む物語」では
主人公ノアの恋人アリー役でしたね。
益々エレガントに成長してきました（苦笑）
パリから80kmほど離れた場所にある
クロード・モネの旧邸宅にある蓮の池。
ここでモネの数々の名作が生まれることに。
【 ストーリー 】
ＬＡにて映画脚本家として
そこそこ成功している主人公ギルであったが
彼の本当の夢はパリに住み小説家になることであった。
そんな夢を持っていたギルであったが、
ある日、彼の婚約者イネスとその裕福な両親4人とで
パリを訪れることになる。
そこでギルはパリに住みたいとイネスに告白、
しかし、イネスはマリブでの安定した生活を希望、
ギルの言うことに耳を傾けない。
そんな折り、
レストランでイネスの学生時代の憧れだった教授
ポールとその彼女に偶然にも遭遇、
ともにパリの観光名所を回ることに。
しかし、ギルはポールが偉そうに語る
歴史や芸術の薀蓄がまったく気に入らず
結局、ギルひとりだけ別行動する羽目に。
ある夜の12時、
独り別行動のギルは酒に酔ったまま
パリの街を迷子になって彷徨っていると
彼の目の前にアンティークカーが止まり、
車中の1920年代風の格好をした男女が
パーティーがあるからとギルを誘う。
そして、その車で向かったパーティには、
1920年代を賑わした名作曲家コール・ポーター、
「華麗なるギャツビーを」の著者
F・スコット・フィッツジェラルドや
その妻ゼルダなどたくさんの往年の有名人が！
しかもそのパーティは
ジャン・コクトー主催のパーティだったのだ。
そこでギルは、
彼が愛して止まない1920年代に
タイムスリップしていたことに気付くのだった。
F・スコット・フィッツジェラルド役のトム・ヒドルストンと
その妻ゼルダ・フィッツジェラルド役のアリソン・ピル
こちらが実物のF・スコット・フィッツジェラルド
1925年に書いた小説
「グレート・ギャツビー」で一世を風靡しました。
F・スコット・フィッツジェラルドの妻
ゼルダ・セイヤー・フィッツジェラルド
アリンソンに似てますかね？
アーネスト・ヘミングウェイ役のコリー・ストール
若き日のアーネスト・ヘミングウェイ。
なんとなく似てるかな？
サルバドール・ダリ役のエイドリアン・ブロディ
ご存知「戦場のピアニスト」で
当時29歳という史上最年少で
アカデミー主演男優賞を獲得した名優ですね。
実物のサルバドール・ダリ
エイドリアン・ブロディと重ねると
ちょっと笑っちゃいましたヨ。
パブロ・ピカソの恋人アドリアナ役の
マリオン・コティヤール。
タイムスリップした1920年代のパリで
主人公ギルが恋に落ちてしまうんですが、
唯一実在の人物ではありません。
他にもガートルード・スタイン（芸術収集家・著作家）、
マン・レイ（芸術家）、ブニュエル（映画監督）、
ロートレック（画家）などの有名人が登場するので
事前に彼らを知っておくと更に楽しめるかと思います。
なお、前評判が高い作品だからと言って、
あまりに期待し過ぎると
ハズす可能性も十分考えられますので
ウッディ・アレンが届ける夢のファンタジー
ストーリーにはあまり期待せずにご覧頂くのが得策デス。
あと美しいパリの街が堪能できるので
DVDはちょっと欲しいなと密かに狙ってます。