真田丸が教える職人とアーティストは紙一重。

title_sanadamaru 真田丸タイトル題字 左官 挾土秀平

タイトル題字がいつもと違う?


主人公真田信繁を差し置いて
山本・三成が大活躍中の
NHK大河ドラマ『真田丸』。

そのオープニング映像に
表示されるタイトル題字が
冒頭画像のそれであるが、
いつもと何か雰囲気が違うことに
貴方は気付かれただろうか?

そうなのである。

よくよく見てみると、
書道のようで書道でないのだ。

真田丸タイトル題字 左官 挾土秀平

実は「プロフェッショナル
仕事の流儀」にも出演経験のある
左官技能士の挾土秀平氏が
赤土の壁に特注のコテを使って、
描いたタイトル題字なのだ。

また、タイトル題字だけでなく、
オープニング映像に出てくる
4枚の壁も挾土秀平氏の作品だ。

詳しくはコチラをご覧頂きたい。

もはや挾土秀平氏は
単なる左官屋ではなく、
完全に壁面のアーティストだ。

キャンバスは
亜麻の繊維に限るなんてことは
まったくないのである。

目の前に立ちはだかる
岩でも、コンクリートでも、
木材でもキャンバスに変えて
タガネやハンマー、カンナ、
コテを筆に変えてはどうだろか?

職人とアーティストは紙一重だ。