炎上は蜜の香り?

モネ 《印象・日の出(1872)》
ムンク 《カール・ヨハン通りの夕べ(1892)》
ピカソ 《アヴィニョンの娘たち(1907)》


以上の3作品は誰しも一度は目にしたことのある名作かと。ところで、この3作品、ある種の共通点が存在するのをご存じでしょうか?

実はどの作品も作品発表当時に高名な評論家や画家たちから炎上するほど酷評された作品なんデス。「印象・日の出」は評論家・ルイ・ルロワに軽蔑の念と悪意を込めて評され、「アヴィニョンの娘たち」も醜悪な作品と評されます。特にムンクの作品なんかは「骸骨みたいでキモすぎる!」と散々に酷評され、せっかく開いた個展も僅か1週間で中止に追い込まれたそうデス。

しかしその後はどうだったでしょうか?モネの《印象・日の出(1872)》は印象派の起源となり、ムンクの《カール・ヨハン通りの夕べ(1892)》は名作《叫び》を生み出し、ピカソの《アヴィニョンの娘たち》はキュビスムの発端になるなど、作品の価値を大きく高める結果になりました。

どうやらアート界における酷評&炎上は、時として革命の狼煙なのかもしれません。そういえばボクもAKB48のデビュー当初、近所の保育園児たちに「桜の花びらたち」や「会いたかった」のDVDを無理やり見させられて、音楽評論家同様相当に酷評していた苦い記憶が。。。

ちびっ子君たちよ、君たちの見る目に間違いはなかった、すまん

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

伝狩野永徳

『四季花鳥図』伝狩野永徳

大分の白鶴美術館に所蔵されてるそうな。

いつか生で鑑賞したいなと。