軽井沢安東美術館にて
藤田嗣治作品を目にしたときは
そうでもなかったのだが
秋田県立美術館にて
《秋田の行事》をはじめ
藤田嗣治の大型作品を
目の当たりにしてからは
すっかり彼に魅了されてしまった。
Leonard Foujita(藤田嗣治 1886ー1968)#7
「眠れる女」(1931)
※モデルはマドレーヌ・ルクー(1906ー1936) pic.twitter.com/orMntCw4Qd— yuuoz (@yuuoz1) August 14, 2014
中でも30歳の若さで
東京で急死したフランス人妻
マドレーヌ・ルクーがモデルとなった
乳白色の肌を代表するこの大型裸体作品
《眠れる女》にはひとめで感動させられた。
藤田が列車で秋田入りする際に
大事に抱きかかえてきた作品でもあるそうだ。
それから藤田について
詳しく調べてみると
彼には5人もの妻がいたという。
それが本誌を手にした理由だ。
5人の妻を紹介しよう。
23-30歳 鴇田とみ(1886-1932)
30-36歳 フェルナンド・バレエ(1893-1960)
36-44歳 リュシー・バドゥ、通称ユキ(1903-1966)
44-50歳 マドレーヌ・ルクー(1906-1936)
50-81歳 堀内君代(1910-2009)
※年齢は藤田嗣治のもの
詳しくは本誌に譲るとして
とても魅力的な女性ばかりで
藤田嗣治の画家としての成功は
彼女たちなくしてありえなかったと想像される。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
尊敬する資生堂名誉会長の
福原義春さん(92)がお亡くなりになった。
福原さんが遺された
この言葉は決して忘れない。合掌