君は 何を志しますか?

大河ドラマ「花燃ゆ」吉田松陰

男は目力と志で勝負するデス。


花燃ゆ
第9回放送「高杉晋作、参上」。

久しぶりにシビレました。

 
幕末の時代、
維新の志士達を
大きく揺り動かしたのは
各々に秘められた崇高な志。

それを問うたのは、
松下村塾主宰の
吉田寅次郎こと吉田松陰。

長州藩の幹部として
将来が約束されている
しかし、
未来に希望を見出せないでいる
高杉晋作に対して
松陰はこう言い放ちます。

「君の志は なんですか?」

「君は 何を志しますか?」

まだ十代後半であった
後に奇兵隊を組織する高杉晋作が
この言葉によって覚醒します。

 

さて、余談ですが、
後に松陰が間部詮勝暗殺計画の罪で
伝馬町牢屋敷に幽閉されいた時、

当時江戸に遊学していた
その愛弟子 高杉晋作が
死罪になるであろう獄中の松陰に対して
「男子たる者の死」についての質問を
手紙で投げかけています。

それに対して
当時30歳だった松陰は次のように
返答したそうです。

「死は好むべきにも非ず、亦悪(にくむ)むべきにも非ず、道尽き心安んずる、便(すなわ)ち是れ死所。」

死はむやみに求めたり避けたりするものではない。人間として恥ずかしくない生き方をすれば、まどわされることなくいつでも死を受け入れることができる。

「死して不朽(ふきゅう)の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」

死ぬことによって志が達成できるならば、いつ死んでも良い。生きていることで大業の見込みがあれば、生きて成しとげれば良い。

松陰自身の死罪が与える
後進の者たちへの影響を
分かっていたかのような回答に
ただただ驚くばかりデス。

 

そして、表参道駅構内を
先週ジャックしてたのも、、、

ウオモ 表参道 UOMO201504 (1)

ウオモ 表参道 UOMO201504 (2)

ウオモ 2015年4月号 UOMO 201504

吉田寅次郎でありました(笑)

伊勢谷友介とも言います。