G-SHOCK それは顔のあるブランド 。

G-SHOCK (1) カシオ ジーショック

G-SHOCKには顔がある。


クールジャパンの太田伸之社長が
ご自身のブログ「売場に学ぼう」に
こんな記事をUPされてました。

2015.06.29
ブランドには顔がある

ベンツやBMW、ポルシェ、
フェラーリ、MINIといった
自動車メーカー、

iPhoneやマックブックを要する
IT業界の雄 アップル社、

これらのメーカーの製品には
誰が見ても一目瞭然なデザイン、
ブランドの顔が備わっていると。

がしかし、

日本のメーカーの製品は
どのメーカーのデザインも
似たり寄ったりで
個性もなければ統一性もない、
つまりブランドとしての顔がないと。

日本のファッション業界でも
同じことが言えるだけに
とても共感できる内容でありました。

 

ブランドとしての顔がないと
どんな結末が待っているのか、
もうお分かりかと思いますが、

成長産業ならまだしも
成熟産業になってしまった途端、
中韓との価格競争に巻き込まれ、
PC業界や白物家電業界と同様
衰退の一途をたどってしまう末路に。

そういった意味では
世界に冠たる技術力を持つ
日本の自動車産業と言えど
10年後は安閑としていられません。

もはや待ったなしで、
顔のあるブランドを作らないと
繁栄の持続はないと思うのですよ。

 

かと言って成熟産業だから駄目、
遅きに失したというわけではなく、
ダイソンやiRobotが出現したように
まだチャンスは残ってるはずデス。

世の日本のメーカーの社長様、
手をこまねいているばかりでなく、
円安に胡坐をかいているだけでなく、
ぜひ今の余裕のあるうちに
インダストリアルデザインチームを
企業の中核に位置させ、
顔の見えるブランドの開発に
トライしては如何でしょうか?

 

では、日本において
そんな顔のあるブランドがないのか、
っていうとそうではありません。

日本にはもちろん・・・・・

G-SHOCK (1) カシオ ジーショック G-SHOCK (2)

G-SHOCKありデス。

1983年発売の初代G-SHOCKより
ウレタンバンパーで囲われた
独特のデザインが採用され、

アイスホッケーのスティックで
殴られても壊れないという
強靭さと合わさり、
欧米でも大人気のブランドです。

まさに日本が誇れる顔のある
世界ブランドではないでしょうか。

他にもグローバルの包丁や
BAO BAO ISSEY MIYAKEなども
顔が備わってるかと思います。

ぜひそんな顔の見えるブランドを
増やしていただきたいものデス。

 

因みにボクのG-SHOCK
2010年の春に購入したモノで、
既に5年経過しており、
過去3回くらい紛失しましたが、
根性で見つけ出しました(苦笑)

あと95年頑張れデス!笑

なお、G-SHOCKはアナログモノより
歴史のあるデジタルモノのほうが
故障の可能性が少ないんだとか。

カシオサービスステーション
そんなことを過去お聞きしました。