埼玉の地中に神殿を発見!?

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (1)

ギリシャの神殿もビックリです。


2015年11月14日(土)
埼玉県春日部市上金崎720
最寄駅 南桜井駅にある
首都圏外郭放水路の特別見学会が
龍Q館(庄和排水機場)」で
開催されましたので、
ちょっくら撮影に行ってきました。

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (5)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (4)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (3)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (2)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (6)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (7)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (8)

埼玉県春日部市 南桜井駅 首都圏外郭放水路 特別見学会 龍Q館 庄和排水機場 ryuQkan (9)

東武鉄道の南桜井駅に
11時ちょうどに到着するも
龍Q館行きのバス待ちは長蛇の列!
なんとバスの待ち時間は1時間!

故に40分掛けて徒歩(号泣)

龍Q館に到着するも
首都圏外郭放水路の見学は
なんと雨の中、2時間待ち!?

ま、大人しく並びましたよ。

で、2時間掛けて並んだ末、
116段の階段を降りて到着した
調圧水槽はこんな地中の神殿
みたいなところやったってわけデス。

幅78メートル、長さ177メートル。

天井を支えている柱は合計59本、
1本の柱は、奥行7メートル、
幅2メートル、高さ18メートル、
柱の重さは、1本あたり約500トン。

この巨大プール、一体何の為に
存在してるかと簡単に説明しますと、
もともと埼玉県春日部市近郊の
中川・綾瀬川流域は、
川の勾配が緩やかで水が流れにくい
という特徴がありました。

で、ひとたび大雨が降ると、
しばしばこの近辺に浸水被害を
もたらして難儀してたわけなんデス。

そこで、溢れそうになった
中小河川の水を地下に取り込み、
地下50メートルにある
総延長6.3kmのトンネルを通して
江戸川に流すようにしてるわけデス。

その川水の調整用のプールが
このマンモス水槽なわけですね。

関東にお住まいであるならば、
一度はぜひお邪魔して下さいませ!

PS.

さて、カエサル伝の続きデス。

元老院とポンペイウスに
反旗を翻すべく、兵とともに
ルビコン川を渡ったカエサルは
一路ローマに進軍する。

一方まさかカエサルが
命令に歯向かうことなど
夢にも思わなかった元老院と
ポンペイウスらは戦いの準備を
全く整っていなかったことから
ポンペイウスが一大軍事拠点を
構えていた属州ギリシャへ逃亡する。

その為、カエサル軍は労せず
ローマを手中に収めた後、
ヒスパニア(現:スペイン)や
マッシリア(現:マルセイユ)
といった元老院派の勢力エリアを
叩いて、地中海西域をも支配する。

そして、紀元前48年8月9日、
カエサル軍は、ギリシアに撤退し、
戦いの準備を整えた元老院派と
ポンペイウスの連合軍とついに
ファルサロスの戦いにおいて
雌雄を決したのである。

はじめ圧倒的な兵力と艦隊を
擁していた元老院ら連合軍側は、
戦いを優位に進め、
一方カエサル軍は食料不足で
苦戦を強いれられるのであるが、

連合軍側の戦いの経験の少ない
寄せ集めの兵たちに
カエサル軍はひるむことなく戦い、
結果、元老院派の多くは投降、
そして、ポンペイウスは
同盟国のエジプトへ敗走し、
再起を図ろうとした。

しかし、ポンペイウスは
エジプトの都アレクサンドリアに
なんとか到着したものの
エジプト宰相ポティノスによって
あえなく暗殺されたのである。

エジプトの宰相ポティノスは、
もはやポンペイウスではなく、
カエサルを新しい同盟相手として
選んだということである。

そして、その数日後、
カエサルはローマ軍を伴って
ポンペイウスのいなくなった
アレクサンドリアに上陸する。

そう。そこにはあの絶世の美女
クレオパトラが待っていたのである。

(最終章につづく)