Louis Vuittonの世界共通価格は本当か?

ド定番の財布 ポルトフォイユ・サラ

世界共通価格を標榜する天下のルイ・ヴィトン様ですが、この異常な円高においても世界共通価格は維持できてるのか?やっぱりフランスまで行って買い物したほうが得なのか?ヴィトンのオンラインショップに掲載されている3アイテムの日米仏の価格をちょいと時間潰しに調査してみました(笑)

日本:          58,800円
米国:$620 x 81円 = 50,220円
仏国:€395 x 102円 = 40,290円

国内価格はフランス本国価格の1.46倍。

定番ボストンバッグ キーポル・バンドリエール 55

日本:            139,650円
米国:$1485 x 81円 = 120,285円
仏国:€980 x 102円 = 99,960円

国内価格はフランス本国価格の1.40倍。

ちと高い ロマイン

日本:              311,850円
米国:$3300 x 81円 =  267,300円
仏国:€2,170 x 102円 = 221,340円

国内価格はフランス本国価格の1.41倍。

以上、確かに1.4倍程度の内外価格差は発生しているんですが、この急激な円高を考えればこの程度は仕方ないところかと。故に世界共通価格に偽りなし!がワタクシの見解です。因みに€1=142円で完全に内外価格差は解消されます。

またルイ・ヴィトンは一般セールどころかファミリーセールや社販すらもしない価格維持能力にかけては天下一品のブランド。百貨店カードのポイントすら対象外になっているくらい(汗)なので、今話題となっているバーゲンセールの開始日問題などヴィトンにとってはどこ吹く風なのですね^^

そう言えばアフターサービスも世界共通サービスです。ヤフオクや質屋、海外で買ったものでも本物であるならば、直営店でちゃんと修理を受け付けてくれますよ。

でも、それだけに生産効率向上、素材安定確保の為とは言え、裏に合皮を使うなど品質レベル低下をともなうような仕様はワタクシ的にちょっと残念だなあと思う次第です。近い将来きっとブランド価値を下げちゃうと思いますので、
そろそろ止められたほうがよろしいかと^^;

PS.
因みにエルメス様も世界共通価格、世界共通サービスは同じ。
但し、たまに優良顧客向けセールしちゃうんですよねー残念!
もちろんレザー製品は出品されることはないそうですが。