WHのダブルモンク、その後。

10ヶ月後の姿を追った・・・


昨年4月オンオフ兼用できる
「黒い靴」、ということを条件に
ジョセフチーニーのBlisworthを
蹴ってまで清水買いしたのが
このWHのダブルモンクだ。

ご存じ坪内浩 x 干場義雅
両名のコラボブランドとして
今も絶大な人気を誇っているそう。

今日は購入から10カ月経過した
使用感をレポートしたいと思う。

最初すぐに気づいた点は
コバが大きく張り出しているせいか
それともサイズが合ってなくて
靴が左右に微妙にぶらつくせいか
踵に擦れた跡がやたらつく。

幸い汚れ落としクリームで磨けば
落とせる程度の擦れ跡なので
特に大きな問題ではないが
ブラッシング程度では
落とせないのがちと気に掛かる。

そして、もう一点が
EVA素材を使用しているせいか
爪先の擦り減りが予想以上に早い。

既にミドルソールまで
残り2mmまでのところまで
擦り減ってしまっている。

やはり靴のサイズもしくは
足の形が合ってないのだろう。

また以前にも書いたが
アノネイ社製のボカルーカーフは
繊維密度がちょっい甘いせいか
見た目に安っぽさを感じてしまう。

がしかし

履き心地は天下一品だ。

相変わらずスニーカー感覚で
他のレザーシューズにはない
独特の履き心地を体感できる。

ナノ・ユニバースのスタッフ曰く
WHの靴を一度試し履きすると
9割方お買い上げになるそうだが
その顧客の気持ちは頷ける。

それほど快感を味わえる靴なのだ。

残念ながら素足で履くと
未だ甲に靴擦れが出来てしまうが
爺さんになっても穿き続けられる
レザーシューズとして考えれば
実はWHが最強なのかもしれない。