2020.11.24(火)8:00~
やっとお参拝できました。
京都市東山区阿弥陀ヶ峰、標高196mの山頂にある天下人・豊臣秀吉公の墓所『豊国廟』。
1996年の名作大河ドラマ「秀吉」のオープニングにも映し出されていた場所故に覚えのある方も多いはず。
ご覧の通り山頂の墓所はでてきませんが、墓所まで続く長い長い石階段が映し出されておりましたよね。
そんなわけで、この映像を頭に思い浮かべながらいざ登拝スタートです。
まず現れたのが麓にある登拝口(入山料100円)。
もともとこの場所は「太閤担(たいこうだいら)」と呼ばれ、荘厳な豊国社があったそうですが、徳川の時代になって家康により破却され、それ故に門ひとつの物寂しい場所になってしまったとか。
因みに見切れていますが、左のほうに豊臣秀頼の子、つまり秀吉の孫にあたる国松、そして秀吉の側室・松の丸殿(京極竜子)の墓所もありますので、ぜひ合わせて参拝を。
いきなり現れる489段の長い長い石階段。
初冬とはいえ飲料なくしての登拝は危険デス。
必ず事前に飲料のご用意を。
やっと登り切ったと思ったら、また現れる石階段!?
そして、死力を尽くして登ること5分・・・
目の前に現れた超巨大な五輪塔!
ついに秀吉公墓所に到着デス。
合 掌 。
因みにこの五輪塔は1897年(明治30年)黒田、蜂須賀ら旧秀吉家臣の子孫が結成した豊国会により再興されたものだそうデス。設計者は祇園閣や築地本願寺、大倉集古館を設計した伊東忠太氏。
以上、麓より約15分の行程ですが、登拝者が異常に少ない理由がよーくわかりました(苦笑)
但し、登拝した褒美としてこんな絶景がご覧になれますヨ!
露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢
豊臣秀吉
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
このBALR.のスウェットカッコ良し!
あと20歳若ければ飛びついていたのにな・・・汗