孔子の論語・為政 第二にこんな言葉ある。
十有五ごにして学を志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順う
七十にして矩を踰えず
悲しいかな
ボクの精神年齢はまだ
十有五と三十の間のようだ。
それを芳根京子ちゃんが
こんなふうに教えてくれた。
芳根ちゃんについては
彼女が出演していた
「小さな巨人」を見ても
「真犯人フラッグ」を見ても
ちっとも魅力が分からんかった。
可愛いとも思わんかったし
まして美人ともぜんぜん思わんかった。
ところが、先日鑑賞した映画
「今日も嫌がらせ弁当」の
芳根ちゃんを見たとたん
ボクの意識がコロッと変わった。
めちゃくちゃ魅力的な子じゃんと!
別の役柄を見ただけで
こうも人の評価を変えるなんて!?
上に述べた論語からすると
四十にして惑わずどころか
ボクはまだ立ってもいないようだ(涙)
プライベートもめちゃ人が好さそう。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
村上春樹、河合隼雄に会いにいく
著者:村上春樹・河合隼雄
京都大学名誉教授であり
元文化庁長官でもあられた
臨床心理学者の河合隼雄氏を通して
村上文学が垣間見れる貴重な一冊。
例えば村上文学の特徴として
どの著書も結末が曖昧で
喉仏に魚の骨が刺さってるような
後味の悪い感覚になるのだが
作者である村上春樹氏本人も
正解を持ち合わせていないそうな(驚)
つまり読者の感じるままで良いみたい。
そして、村上文学は
結末ありきで書かれておらず
書き進めていくうちに
自然と結末が思い浮かんでくるらしい。
以上、村上主義者なら読んどいて損はないはず。