2023 大阪・京都の旅 vol.02 なんば。

2023.12.06(水)8:00~


心斎橋での宴の翌朝・・・

東横イン西心斎橋にて
さくっと朝食を済ませたあと
目指すは初めての参拝となる
和宗総本山・四天王寺なんだけど
その前にちょこっと寄り道してみた。

最初に向かったのは
アメリカ村の中心にある

三 角 公 園

実は初めて来たんだけど
予想以上にしょぼかった(笑)

ま、朝だし人通り少ないしネ。

そして、阪神優勝で
昨年盛り上がった戎橋に到着。

益々派手になってるようで何よりだ。

道頓堀川は浅かった。

阪神優勝の夜は
水位を上げてたらしいけど

それ正解だったネ (笑)

でも、こんな細い川だったっけ?

もちろんグリコの看板は健在。

実は前職で大変お世話になった取引先なのだ。

オフィスグリコ関係で。

締めは高島屋大阪店も同居する

南海なんば駅(1932)。

設計したのは
現在の浅草駅(1931)や
近鉄宇治山田駅(1931)で知られる
名建築家・久野節。

さ、寄り道終了。
地下鉄で四天王寺目指すだべ。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

最後の伊賀者 司馬遼太郎

最後の伊賀者
著者:司馬遼太郎

《下請忍者》与次郎
《伊賀者》梅ノ源蔵
《最後の伊賀者》ヒダリ vs 服部石見守正就
《外法仏》僧都恵亮 vs 青女
《天明の絵師》呉春・与謝蕪村
《蘆雪を殺す》長沢芦雪・円山応挙
《けろりの道頓》安井道頓

本書の最後に名を連ねる短編小説
《けろりの道頓》が興味深かった。

まさしく今日のテーマといえる
道頓堀を掘削した安井道頓の話。

通説によると安井道頓は
1612年より私財を投じ
後に自身の名が由来となる
道頓堀川を掘削し始めるのだが
その掘削途中に起こった
大坂夏の陣(1615)にて
齢80を越えているにも拘わらず
何故か突然豊臣秀頼に味方して
大坂城に入城し、討死して命果てたという。

その謎に迫ったのがこの小説だ。

面白くないわけがない。