2023 北鎌倉の旅 vol.03 建長寺。

北鎌倉・建長寺

紅 葉 は 何 処 に ?


浄智寺から徒歩15分
9年ぶりに参拝してきたのが

鎌倉時代の建長5年(1253)
第5代執権・北条時頼の命によって
南宋の禅僧・蘭渓道隆が開山した

鎌倉五山第一位・建長寺。

けんちん汁発祥の地でも有名だよね。

因みに南宋に倣って
鎌倉時代に北条氏が導入した
五山制度の格付けは以下の通り。

第一位:建長寺
第二位:円覚寺
第三位:寿福寺
第四位:浄智寺
第五位:浄妙寺

いつの間にか制覇してたわ。

とはいえ建長寺については
9年前に参拝した記録を
何故かココに残してなかったので
2014年当時の撮影画像も合わせて
以下にレポートする次第。

さ、駆け足で行くべ。

北鎌倉・建長寺

天下門

臨済宗五山第一とあるネ。

北鎌倉・建長寺

総門

拝観料は大人500円

北鎌倉・建長寺

総門を抜けると桜の木がいっぱい。

北鎌倉・建長寺

三門

残念ながら階上には登れない。

北鎌倉・建長寺

柏槇(びゃくしん)

開山した蘭渓道隆が
中国から持ってきた種子を
建長寺創建の際にまいたと伝わる。

北鎌倉・建長寺

中でも巨大なのがコチラの柏槇

樹高 13メートル
胸高周囲 6.5メートル
樹齢 約760年(推定)

北鎌倉・建長寺

柏槇の通りを抜けて現れるのが仏殿

正保4年(1647)
芝の増上寺にあった
徳川秀忠夫人・崇源院の霊屋を
建て替える際に移築されたそうな。

北鎌倉・建長寺

建長寺の本尊・地蔵菩薩。

天国から地獄に至るまで
すべての生物を救い
成仏させると誓う菩薩さま

『吾妻鏡』には
建長5年11月25日に
建長寺の供養が行われ
以下のような記載がされている。

「丈六の地蔵菩薩をもって中尊となし、同像千體を安置」

北鎌倉・建長寺

仏殿の裏にある法堂

文政8年(1825)の再建
棟梁は建長寺大工の河内久右衛門。

北鎌倉・建長寺

奥に本尊千手観音坐像を安置し
手前に釈迦苦行像が鎮座している。

天井に描かれた雲龍図は
建仁寺の双龍図と同じ小泉淳作筆の作品。

北鎌倉・建長寺

釈迦苦行像

お釈迦様が苦行している
生々しい修行姿を現した像。

ガンダーラ文明の遺産として
ラホール中央博物館に
安置されている像の模造だそうで
2005年の愛知万博に陳列された後
パキスタンより寄贈されたそうである。 

北鎌倉・建長寺

唐門

方丈入口の門にあたり
仏殿と同じく徳川秀忠夫人
崇源院霊屋から移築したもの。

北鎌倉・建長寺

北鎌倉・建長寺

裏から見ても豪勢な門だ。

北鎌倉・建長寺

得月楼

創建750年にあたる2003年
約590年ぶりに復興された建物。

「得月」とは月の景趣を
十分に眺めるという意味で
李白も「酒を促して得月を喜ぶ」と詠んでいる。

北鎌倉・建長寺

北鎌倉・建長寺

方丈(龍王殿)前の庭園

文句なく癒される景観だ。

北鎌倉・建長寺

方丈内部

北鎌倉・建長寺

塔頭・宝珠院からの眺め

右から法堂、大庫裏、方丈。

北鎌倉・建長寺

塔頭の天源院

北鎌倉・建長寺

さ、山の上にある半僧坊を目指そう。

途中、紅葉の錦かみのまにまに(笑)

北鎌倉・建長寺

北鎌倉・建長寺

北鎌倉・建長寺

北鎌倉・建長寺

さ、山登るで~

北鎌倉・建長寺

北鎌倉・建長寺

2014年は紅葉だったのにな。

北鎌倉・建長寺

今年は少ししか色ついてない。

北鎌倉・建長寺

上のほうでもぜんぜん紅葉せず。

北鎌倉・建長寺

半僧坊まであと少し。

北鎌倉・建長寺

天狗だらけ!?

北鎌倉・建長寺

半僧坊到着!

北鎌倉・建長寺

富士見台から富士山も辛うじて見えるヨ。

さ、さらに山を登って・・・

北鎌倉・建長寺

勝上巚展望台からの眺め

法堂、大庫裏、方丈もはるか遠く。

北鎌倉・建長寺

由比ヶ浜の海も

さ、帰るべ。

北鎌倉・建長寺

最後に寄ったのは虫塚。

北鎌倉・建長寺

竹林と紅葉のコラボ

北鎌倉・建長寺

やっとこさ三門に到着。

足元は色が抜けたメレル
また色足ししてやんないと(汗)

以上、ご利益ありますように。

さ、続いては明月院に行くだ。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

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