堀江貴文氏の右腕として
ライブドアを急成長させた一方
証券取引法違反の罪で
懲役1年2か月の実刑に服した
ファイナンス部門取締役・宮内亮治氏
その宮内氏が服役後に著した
『虚構-堀江と私とライブドア-』を読むと
徹底的に裁判で争った堀江氏とは対照的に
あまりに潔く罪を認めているため
逆にその言い分に疑念を抱かざるを得なかった。
というわけで
今度は堀江氏の言い分を
聞いてやろうと思って本書を手にした次第だ。
罪状となった「証券取引法違反」は
大きく次の3点に分類される。
1.ファンドを通じた自己株売買を、BSではなくPLに計上した有価証券報告書虚偽記載容疑
2.架空取引による有価証券報告書虚偽記載容疑
3.買収企業の評価額を不当に水増しした偽計および風説の流布容疑
いずれの容疑も
重箱の隅をつついたような
検察のいちゃもんとも言えなくはなく
フジテレビ買収などで目立ちすぎた
「出る杭が打たれた」側面が強い。
そして、最終的に宮内氏らが潔く罪を認め
彼らが独断で実行したという架空取引も
堀江氏の許可の下で行われたと自白したのは
業績アップを至上命題として無理難題を課しながら
ひとり芸能人化する堀江氏への一種の反抗でもあったのではないか。
もうこれ以上、あんたとは一緒に働けんというような。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
こういうの大好き。
