百田尚樹氏作品は『影法師』に次いで2作品目。
相変わらず凄いデスね、百田さんの作品。
『永遠の0』は太平洋戦争を主題にしたストーリー、
あまりの壮絶な内容に半分読み終えただけで
戦争がなんたるかを垣間見た気分に。。。
当時、ワタクシの祖父も激戦地となった
フィリピンの戦地に派遣され、
終戦後、命からがら帰還できたものの
半年も経たずに病死してしまったそうです。
故にまだ幼少だった父も
祖父の顔は写真でしか知りません。
そんなことをふと思いながら歴史探訪デス。
主人公 宮部久蔵が乗っていた
零式艦上戦闘機、いわゆる零戦(ゼロ戦)。
第二次世界大戦当時には
世界最強の戦闘機と言われていたそうです。
防御性能はないに等しい代わりに
俊敏な機動力と航続距離の長さが
どの戦闘機よりも突出していたとか。
そんな零戦を操縦して
神風特攻隊として
散っていた若者たちの映像デス。
2010年8月現在確認されている
特攻隊員戦死者数は合計14,009名を数えます。
太平洋戦争(別名:大東亜戦争)という
この上なく悲惨な戦争があったこと、
そこにはたくさんの犠牲があったこと、
二度と同じ過ちを犯してはいけないこと、
そして、その犠牲の上に
今の平和が成り立っていること。
当たり前のことではありますが、
これらのことを我々今に生きる者たちが
未来に生きる子孫に向けて
未来永劫語り続けていくことが
無念の末に戦場に散った命を
生かすことになるのではないかと思う次第デス。
【挿入歌】キミガタメ Suara
※2013年12月21日公開にて
『 永遠の0 』映画化もされるそうデス。