HDR撮影に初挑戦でござる。
えっとその前にHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影とは一体なんぞや?でございますが、、、
明・中・暗の3種類に露出補正されたRAW画像を一度に3枚撮影し、それら3枚の画像のコントラストを合成させることによってメリハリのついた画像にする撮影技法のことデス。例えば歌のレコーディングを例にしますと3回歌って上手く歌えた部分だけを1曲に合成して、さらにメリハリをつけて加工させたってふうにご理解頂ければ宜しいでしょうか。上の画像のように写真と絵を足して2で割ったような雰囲気に加工することが出来ます。
Caonon EOS 6DでのHDR(ハイダイナミックレンジ)の撮影方法
高級ソフトのAdobeのPhotoshop(フォトショップ)を使わずに撮影加工する方法デス。
1.メニューからAEB撮影を設定する。
AEB撮影の設定方法はコチラのキャノンのサイトをご参照下さい。
2.画像の保存はRAW画像、もしくはRAW画像+JPEG画像にて保存。
3.HDRの加工ソフトPhotomatix5(フォトマティックス5)をコチラのサイトを参照の上、予めダウンロードしておいて下さい。Photomatix5は有料ソフトですが、体験版を使えばとりあえず無料で使用できます。ボクもただ今は体験版利用デス。但し、体験版利用の場合、画像に透かしが入ります。
4.Photomatix5の使用方法はコチラを参照ください。
以上、設定さえ出来れば予想以上に簡単に撮影が出来ますし、加工ソフトの使用方法もそれほど難しくはありません。但し、デメリットもそれなりにありまして、それに関しては巻末に記載しております。
以下、ボクの愛機Canon EOS6Dを使ってAEB撮影した上で、Photomatix5体験版にてHDR作成した画像及びノーマルな画像の2つを何セットか掲載しましたのでご参考までに。なお、HDR画像は本来なら明るい環境で撮影するのが望ましいのですが、撮影にチャレンジしたのが夕方遅くでしたので、暗い仕上がりとなってしまいました(滝汗)一部無理やり明るくした画像も一応掲載しときますね。
パニック映画風な仕上がりデス。
無理くり明るくして、
ちょっとメルヘンな仕上がり。
東京じゃないみたいデス。
コチラが元の画像。
夕方遅い時間なので全然面白くない画像デス。
コチラもパニック映画風。
コチラが元の画像。
コチラが元の画像。
無理くり明るくした画像デス。
コチラが元の画像。
コチラが元の画像。
コチラが元の画像。
コチラが元の画像。
以上、暗いところで撮影すると、こんな感じの画像に加工出来るんですが、あくまでも明るいところで撮影すべきテクニックなので、その辺りはお含みおき下さいませ。
で、最後に1枚だけ昨日撮影したばかりのホットなHRD画像を掲載しときますね。ちょっとずつですが、ソフトの使い方が分かってきたようデス。
まだまだPhotomatix5のHRDソフトを鋭意特訓中なんですが、お昼に撮影した画像だとこんな感じに仕上げることが出来ます。ららぽーと豊洲で撮影したとは思えないほど西海岸な雰囲気で仕上がります。しばらくHDRに嵌りそうな雰囲気むんむんデス。
但し、HDR撮影には以下のようなデメリットもありますので御了承下さいませ。
1.1枚の撮影にRAW画像3枚(60MB以上)を保存しますので、容量を食ってしまい、SDカードがすぐに一杯になってしまいます。
2.完璧な1枚を撮影するには三脚が必要デス。1度に3枚を順次撮影しますので、どうしても手振れてしまいますので。故に人物などの動体の撮影はブレブレになりますので、向きません。
3.Photomatix5自体がとても重たいソフトですので、通常のPCではメモリーがすくに食われてしまいます。故にそれ相当のPCへの買い替えが必要となりそうデス。
4.Photomatix5を利用しての画像1枚の加工に1枚5分以上の時間が掛かってしまいます。無駄な撮影は厳禁ですね。
以上、デメリットも沢山ありますが、それ以上にとても素敵な写真が撮影できますので、ぜひお試しでもチャレンジされては如何でしょうか。ボクももう少しいじり倒してHDRの美しい画像の世界を堪能したいと思います。またその成果はシリーズとして改めてご紹介させて頂きますね。しばしお待ちを!