黒田官兵衛所用の
お椀を逆さまにした形の兜
「銀白檀塗合子形兜」
(ぎんびゃくだんぬりごうすなりかぶと)
別名「如水の赤合子」。
来年2015年1月2日~1月4日なら
本物がご覧頂けますヨ。
今の時期は複製品の展示デス。
それにしても何故盛岡に兜が?
この兜、実は軍師官兵衛の
ドラマでもお馴染みだった
重臣 栗山善助に生前与えられ、
その後、善助の嫡男であった
栗山大膳に受け継がれたのデス。
がしかし、
1632年に起きた
福岡藩におけるお家騒動
「黒田騒動」によって
栗山大膳は福岡藩を追われ、
盛岡藩のお預けとなり、
官兵衛の兜も大膳とともに
盛岡の地に伝来し、
その後、盛岡藩主南部家へ
献上されたそうデス。
そして、時を経て
もりおか歴史文化館にその兜が
所蔵されたというわけデスね。
今更のご紹介で
大変恐縮ではありますが、
「軍師官兵衛」の放送を機に
そのもりおか歴史文化館にて
現物のその兜の複製品が
公開されていまして、
来年2015年1月2日~1月4日に
本物が公開される予定デス。
詳しくはコチラを。
さすがに盛岡はちと遠いので、
関東近郊で公開されることを
心より願っております。官兵衛殿。