2020 東京五輪・パラリンピック エンブレム決定 ⇒ 使用中止。

東京五輪 東京オリンピック 2020 エンブレム the Olympic Games_tokyo 2020

五輪の色を全部混ぜると黒でざる。


新国立競技場建設で揉めてる中、
全然空気読めてないお披露目会が
24日東京都庁でございました。

2020年東京オリンピック・
パラリンピックのシンボルとなる
エンブレムのお披露目です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=wcob_ELMK8g

 

同デザイン製作者は
日光江戸村のニャンまげ、
TBSテレビのBooBo(ブーブ)、
auのLISMO!(リスモ)などを
デザインした経歴をもつ
人気アートディレクターの
佐野研二郎氏。

デザインのこと故、
おもてなし制服』同様
賛否両論ございますが、

デザインに見慣れてなんぼ、
五輪が成功してなんぼなんで、
敢えてここで文句は言いますまい。

東京五輪 東京オリンピック 2020 エンブレム tokyo_olympic 2020

但し、こちらのエンブレムで
てっきり決まってるもんだと
ばっかり思ってましたので、
ちょっと残念なのは否めません。

桜のアイコン良かったのになと。

因みにこのエンブレムは
2011年11月に発表されまして、
当時女子美術大学4年だった
島峰藍さんの作品だそうデス。

佐藤可士和氏、小山薫堂氏を
はじめとする著名人によって選ばれ、
榮久庵憲司氏による監修の下、
島峰さん本人が最終形のデザインを
制作して完成したとか。

「招致」を象徴するエンブレム故
本大会のエンブレムとしては
使用されないことが当初より
決まっていたそうデス。

1964年東京五輪 オリンピック エンブレム 1964 tokyo olympic

最後に1964年開催の
東京オリンピックのエンブレムと
亀倉雄策氏制作のポスターで
今日はお別れいたします。

躍動感が伝わってきますよね。

PS.
冒頭画像のエンブレム、
左上端と右下端の色は金と銀を
表してるのかと思ってましたが、

江戸時代から伝わる
四十八茶百鼠」を
表してるのではないかとの指摘。

四十八茶百鼠とは?
しじゅうはっちゃひゃくねずみ

江戸時代の町人文化を
表す言葉のひとつだそうで、

1600年代後半より
江戸幕府が奢侈禁止令を発令し、
町人の贅沢が禁止された為、
着物の色使いだけでも楽しもうと

様々な色のバリエーションが
茶色だけでも48色、
ねずみ色に限っては
100色もあるよということを
表現した言葉なんだそうです。

但し、実際にはそんなに色数は
存在しなかったそうですが。

つまり、そういう江戸時代の
町人文化の粋や心意気を
佐野研二郎氏はこのエンブレムで
表現しているのかなと。

ひょっとすると、
他にもいろんなシンボルが
隠れているのかもしれませんね。

PS2.

9月1日12時43分
NHK NEWS WEBより

新国立競技場に続いて、、、

東京五輪エンブレム 使用中止の方針固める。

上の映像も消されちゃいましたね。

次の標的はなんだろ???汗

やっぱりコレでしょうか?(汗)

おもてなし東京 制服 omotenashi_tokyo

ボクは浴衣を推しております!

でも、最後の最後に東京五輪自体が
中止なんてことなったりして?汗

あの日本中が沸いた2013年9月の
東京五輪決定のシーン、
もう一度思いだそっと。

PS3.

新国立競技場にしても
この五輪エンブレムにしても

結局のところ何事も密室会議で
勝手に決定しようとするのが
失敗の元かなと。

都民、国民に開かれた
五輪を目指すのであれば、
堂々と都民、国民に直接問える
仕組みを作るべきではないかと。

でないと、
ずっとこんな憎悪が渦巻く、
ネット社会になってしまうような
気がしてなりません。

PS4.

但し、パッと見の印象で
デザインを決定しまうことは
とても危険な行為と思いますので、

じっくり何度も見比べて選べる
仕組みが必要かと思います。

馴染むデザインってやつですね。

PS5.

商標権先願リスクの観点から
一般公開型の選考は難しい、
との声がありますよね。

ごもっともでございますよね。

例えば8作品を委員会が選出し、
すべての国際商標を出願した上で、
公開選考という流れが妥当か。

一番の問題はその後の投票ですが。