2冊の佐藤可士和著書を読んで。50年後、貴方は何を遺したいですか?

聞き上手 話し上手 佐藤可士和 38の可士和談義 kikijyozu_hanashijozu

佐藤可士和×トップランナー31人

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聞き上手 話し上手 38の可士和談議


冒頭画像の2冊の表紙は、
メンズファッション誌
「UOMO」の誌上にて

今治タオルブランディング
大活躍した佐藤可士和氏が
各界のトップランナー計69人に
ガチでインタビューした内容を
まとめた本でありまして、

既に旧皇族の竹田恒㤗氏
元ヤクルトの古田敦也氏
インテリアデザイナー片山正通氏
との対談内容はご紹介済みですが、
沢山の気付きをくれた2冊デス。

佐藤可士和氏って、
トップランナーが語った
言葉の中から
普遍的なキーワードを
さくっと見つけ出し、
自然と自分の中に取り入れる。

ホント聞き上手、恐れ入ります。

で、結論的に言いますと、
これらトップランナーたちに
共通して言えることは、
良好な視界をもっていること。

具体的には、、、

10年先、30年先の目標、
50年後に何を遺していたいかを
明確に答えられることだなと。

僕も漠然としたモノはありますが、
もっと鮮明にしないとデス(汗)

あと100年後もですね(笑)

さて、最後に人気写真家の
蜷川実花さんとの対談の中で、
嫌いな人を好きになる方法が
鋭い視点から語られていたので、
ぜひご紹介させて下さい。

(蜷川)
最初の頃は写真のクオリティに
ムラがありました。
(撮影の対象となる人が)
好きな人はいい写真、
そうでもない人はイマイチの
写真に仕上っちゃって。

(可士和)
それでどう対処したんですか?

(蜷川)
疑似恋愛をすることにしたんです。
人でも動物でもそうですけど、
必ず好きな点がある。

それを探して、
そこに恋をするんです。
5%だけ好きな部分があるでしょ。
その5%を拡大して、
そこだけ集中して撮影する。

そうしたらいい写真が
撮れるようになってきたんです。

(可士和)
わかります。
ブランディングの仕事でも商品や
ブランドの長所を探して引き出し、
それをひとつの
ビジュアルにして提示する。

長所を一生懸命見ていたら
相手を好きになりますよね。